ナンバ歩きのすゝめ

個人的な興味から勉強して臨床に取り入れたところ、膝や股関節のOA(変形性関節症)の方や力んで歩く癖のついてしまっている方にかなりの好成績を発揮しましたので紹介させて頂きたいと思います。


ナンバ歩きって何やねんと思われる方や勘違いして理解されている方がたくさんいらっしゃることから、分かり易い動画を探して参りましたのでまずはこちらをどうぞ。

https://youtu.be/-5myS5AJ1t4?si=sVIRni1JXQK026MK


本当のナンバ歩きはこんな感じです。

僕は普段は正常歩行(?)をしておりますが、重量のある荷物を持っている時やスーツ&革靴で走る時等はナンバ歩き&ナンバ走りに変えております。


患者さんの動きを観察していると、関節が正常な方でも片側に重い鞄を持って歩く時等には本人の自覚も合わせて大きい効果を感じることが多いようです。


纏めますとナンバ歩きは日本古来の身体の負担の少ない(安定性>速度の)歩き方で

①膝や股関節や背骨に変形のある方

②力んで歩いてしまう方

③重い荷物を持って歩かれる方

④不安定な道を歩かれる方

等は特に良い変化を感じ易いと言うことです、動画を見て少し練習すれば誰にでも出来る歩き方だと思いますので、上記に該当される形は是非一度お試し下さい(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)b


最後に、伝わり辛いと感じたので記載するか悩んだのですが階段や坂の上り下りにも活用出来まして、特に段が高めの階段で試して頂くと効果的かと思います。
⑤階段の上り下りがしんどい方
感覚としましては、手から垂れ下がった糸で膝を持ち上げる感じで段の上に足を運び、次いで「手を振り降ろし切らず肘で止める感じ」で足を踏むと上手く力が伝わりスッと身体が持ち上がります。
降りる際は手を下方に引いて「重心が後ろに残ったまま段を降りる」とブレーキを踏む必要が無くなるので身体の負担が軽減されます。

これも正しく出来さえすればかなりの変化を感じると思いますので、良ければ挑戦してみて下さいm(_ _)m

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