株式会社リブル様の牡蠣養殖場の見学をしてきました!
こんにちは!MizLinxの岸本(きしもと)です。
今日は11月下旬にMizLinxメンバーで牡蠣の養殖場の見学をさせていただいた際の体験記を書いていきます。
今回は株式会社リブル様の牡蠣の養殖場の見学をさせていただきました!本当にありがとうございました!
株式会社リブル様
ホームページ https://reblue-k.com/#company
個人向けオンラインショップ https://reblue-k.com/onlineshop
リブル様は「世界一おもしろい水産業へ」をコンセプトに、牡蠣のスマート養殖に取り組まれている水産養殖ベンチャーです。
非常に美味しい生食も可能なあまべ牡蠣を販売しています。皆様もぜひご体験ください!
見学体験記
牡蠣養殖場がある徳島県海陽町那佐湾に行きました!
那佐湾の海の様子です。驚くほど澄んでいて綺麗な海でした。
海の水を触ってみましたが、暖かく11月でも入って海水浴ができそうな、まるで観光地のような綺麗な海でした。
このような海で養殖をしているというのは驚きましたが、通常の牡蠣養殖とは違い、牡蠣が育ちにくいと言われている高水温で澄んだ海でも養殖が可能なのがリブル様の養殖方法の特徴なのだとか。
小型の船にのって養殖場へと移動します。
牡蠣養殖の様子です!私の牡蠣の養殖のイメージとは少し違っていて、沢山のバスケットが揺られている様子は圧巻でした!
日本で一般的に行われている牡蠣の養殖は牡蠣が筏にたくさん吊り下げられ海に浮かべられる垂下式という方法なんだそう。
対してリブル様が採用する方法が、写真のようなバスケットに一粒一粒バラバラな状態で入れられるシングルシード式という方法。
この特殊な方法によって養殖に向かない海でも牡蠣が育つようです。
他にもリブル様の養殖には沢山の工夫ありました。
シングルシード方式に加えて潮の満ち引きを利用して牡蠣が水から上がる時間を作るのだそう。
牡蠣には水から揚がると殻を閉じる習性があります。あえて牡蠣を水から揚げる時間を作ることによって、貝殻が開閉し牡蠣の筋肉でもある貝柱が鍛えられて、身が引き締まって味わい深い牡蠣に成長するのだとか。
さらにこの貝の筋トレによってあまべ牡蠣は見た目もきれいになるようです。牡蠣が動く・乾くことによって汚れや匂いの原因物質をつけずに成長が可能になり、おいしい牡蠣になるようです。
海から揚げられたばかりの牡蠣の写真です。洗浄をしていないのにこんなに綺麗な状態で成長していました。
筋トレによる綺麗な牡蠣・那佐湾の綺麗な水質が相まって、あまべ牡蠣は生食が可能なのだそう。
生牡蠣が大好きな私にとっては夢のような養殖法でした!
さらにリブル様は牡蠣養殖のDX化にも取り組んでいるのだとか
牡蠣の沢山のバスケットの横には機器が内蔵されたブイが浮かんでいました。このブイが通信装置になっており牡蠣の状態や湾の環境データが遠隔で送られてくる仕組みになっているそう。
この海洋環境データと牡蠣の生育データを紐づけることによって、牡蠣の養殖をDX化し、牡蠣養殖を「だれでも、どこでも、いつでも」再現できるような社会を実現することがリブル様の目標とのことでした!
見学を終えて
私は牡蠣が大好物ですが、これまでその養殖方法や育てられている海の環境まで考えて食事をしたことはありませんでした。
今回初めて、リブル様の養殖場を見学しその工夫の多さに驚愕し、まだまだ水産業には発展の余地が沢山あることを改めて実感しました。
リブル様は良い牡蠣を作る、新しいアイディアを取り入れて発展させることに真剣に向き合っており、牡蠣の養殖から世界を変えたいという思いがひしひしと伝わってきました。
最前線を走っているリブルさんと一緒に革新的な水産業を実現できるように自分たちももっと努力しなければならないと改めて感じました。
株式会社リブル様
ホームページ https://reblue-k.com/#company
個人向けオンラインショップ https://reblue-k.com/onlineshop
今回のnoteは以上です!ありがとうございました!