２度死んだ気がする
こんにちわ。
ここ最近
わたしは死に近しいものを
経験した気がするのです。
ガラス扉に気付かず走って突っ込んで
顔面血だらけになりました
なーんて、
死にかけた痛々しい話ではなく
内面のポジティブな話。
先日、Myボスから
「いまは期待に応えなくていい。居るだけでいい。」
「Doingじゃない、大事なのはBeingだ」
と言われたんですね。
ピラティスを教えるとき
お客さんに同じことを伝えている。
言葉にしていなくても
あなたの存在そのものが素晴らしい♡
って心持ちで関わってる。
なのに！
自分事となると
おかしいな～しっくりこないの
なぁぜなぁぜ⤴️(笑)
私には、
決して揺らがぬ自己肯定感がある。
だからかな、見落としてた。
仕事において、Beingでいいなんて
はにゃあ？
どうゆうこっちゃ！
そして
気付いてしまったことがあって。
【人の期待に応えること(=Doing)】
これ、たぶん得意なんです。
組織のトップとか、
絶対に敵に回したくない人とか、
難易度高めの権力者から
信頼をえることが得意。
というかゲームみたくてすき(笑)
そう思えるのは
えこひいきが常だから(笑)(笑)
この人の地雷はどこ？
この人が求める本質はなに？
を注意深く観察することは、もはや趣味。
「あなたはよく分かってる！」
「あなたはよくできる！」
と、評価される度にその成功体験が
自信に繋がっていった。
もはや当たり前の世界観になってた。
その結果
"相手の求めることを理解し、応える"
というDoをベースに
自己承認するわたしが強化され
これが私のアイデンティティ
みたくなってた。
これに今回気付いたんです。
良い悪いじゃない。
むしろよかったことの方がおおい。
けれど最近はそのアイデンティティに
足を引っ張られていた気がします。
ピラティスの指導は
自分の特性を、よく活かせるもの。
目の前の人を、ただひたすら、みる。
表面で判断せず、奥を観察し
想像を膨らまし
けれどもジャッジはし過ぎず
目にはいるすべての反応から
必要なことは何かな～って
この世界に何を望んでいるのかな～って
思考を巡らせる。
優先順位をたて
最小限に情報を厳選し(これがむずい)
お届けする。
大枠の本質を念頭において
短期ではほどよい無責任さを
長期で相手に応えていくことを
大事にしてきた。信頼関係を築いてきた。
ここに限らず
ありとあらゆる場面で
応えることがアイデンティティになっていた私に、ボスがかけた言葉
「応えなくていい」
これは、もはや
死んでください
と同義語。(傷付いたとかじゃない)
自分の存在の意味を消せ
と言われてるのとおなじ。
本当にそんな気がして
驚いたんです。
応えることができる自分を
評価されたい人から評価されてきたし
自分でも評価してきた
だからこそ
相手に応えないという選択は、恐怖。
罪悪感。
だからできなくて、
自分に応えることと外界に応えることとの
ギャップを無視し続けていたら限界がきて、あきらかに無理になってしまった。
けれど、一旦やってみたら
思いの外、良い感じ。
過去の自分が消えていくかんじがするのです。
ここまで文章かいていますが
記憶を呼び起こすのが大変なのです。
もう過去が消えてってます。
なんでしんどかったのかが思い出せなくなりかけてる。
死んでるんです。
嘘をかいてるみたいな気持ちにすらなる。
過去をみてる【今の私】が、
随分と変わったんだと思います。
今の環境は一旦離れることにしました。
しごとも、関わってきたひとたちも
もちろん自分自身のことも
だいすきです
けれど、構築してきたアイデンティティを
一旦手放してみたいと思いました
一回自分が死んだ
本当にそんな気分。
でも、いい気分なのです。
きっと大きな転換期
すんごい前向きなニートの幕開け(笑)
もう一つ、ちょっぴり別の話。
今回お仕事から一旦離れる関係で
仲間とお客さんが
泣いてくれたのです。
わたしが罪悪感に近い感情で
しんどい気持ちで話していたから
(今は軽やかです)
相手の涙はおそらくわたしのせいです。
だとしても、涙を流す姿をみて
「なんだか自分のお葬式みてるみたい」
って思えて。
ここでも自分が死んでしまったような気持ちになったのです。
わたしがほんとに死んじゃったとしても
この人たちは泣いてくれるだろうなあ
なんて思ったのと同時に
あぁ、人生に未練ないわ 悔いなし
って頭に浮かんだんです。
Beingでいいと言ったボスの言葉が
そのとき腑におちた。
自分のいのち
楽しみ尽くしますけど
なんだか急に
様々なことが怖くなくなりました。
いま無敵かも。
バンジージャンプ、とべちゃうかも。
ガンジス川、泳げちゃうかも。
ひとまず、ゆっくり休息をとります。
今日も全てに感謝です♡