『呪縛の家』 ノサカラボ
023年8月30日(水)14時開演
@サンシャイン劇場
¥9,500
長年の推しであるおっかーさん(岡田達也)ご出演、ということで観に行った。
浅学にして存じ上げなかったが、有名な名探偵シリーズが原作らしい。有名なのに知らないとは。
原作は未読、且つキャストもおっかーさん以外は存じ上げず(片岡氏は流石に世代なので知ってるけど)、なんとなく自分向けじゃない作品っぽいな~と感じていたので、観るかどうか迷った末にギリギリで当日引き換えのチケットを取ったのであった。
さて、もう東京・福岡公演も終わり、大阪公演を残すのみ。
いつも通りネタバレ気にせず書いておりますので、気になさる方はご注意。というか、あんまり褒めてないので、この公演を気に入った方はこの先を読まれない方が良いかと思います。
推しであるおっかーさんは、アラフィフ超えてすでにアラ還の域へと脚を踏み入れておいでですので、カッコイイとかキラビヤカな役柄でないのは承知で拝見。今回は警部殿ということで(まあ悪くはないかな)と納得した訳で。まあそれはいいとして。
うーーん。予想した通り、あんまり面白くなかった・・・。キャストさんは皆さん悪くなかったと思うんだけどな。脚本は須貝英ちゃんなので大丈夫なはず(多分)。これは演出かな? 野坂さん知らないよなと調べたらクロジさんで二、三回観てたわ。
あーー、なるほど。でもあの時はわりと面白かった記憶。今回はなんかアタシの中で上手くハマらなかったのかなあ。残念。
舞台美術はなかなか美しかったけど、お金持ちの家でもお風呂場は質素なのね・・・とか
金持ちのお嬢さんとはいえ、普段着であんなゴージャスな振袖やドレスを毎日来てるものかしら・・・とか、庶民のアタシには分からないですけども。
もっと退廃とかおどろおどろしい因習とか、そういう淫靡な香りがあったらよかったのにな。(風呂場の密室殺人の検証時に、全身タイツの黒子が出てきたのは陳腐すぎた。世界観とは)
推しのお姿は拝めたけど、9500円はチト高かったねえ。でも原作は面白いのかも?と読んでみたい気にはなった。(とか言って、『グリーン・マーダー・ケース』もまだ途中なんだけどw)
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