『アンネの日』 serial number
2024年1月20日(土)
14時開演
@下北沢ザ・スズナリ
¥5,000
2017年の初演もとても良かった。
今回はキャストさんの半分が変更になっていたけど、まったく違和感もなく・・・てかそんなん気にすることもなく、するっと世界に入り込んでしっかり楽しんじゃった。良いお話だー!
てか「良かった」以外、詳細なストーリーとか記憶無かったわ。観てから「そうだ、こんな話だった」とやっと思い出す。本当ポンコツすぎるわアタシw
《キャスト》
ツワッチ 林田麻里
オキョウさん 伊藤弘子(流山児★事務所)
コンノ 橘未佐子
ドイカナ 李 千鶴
サヤカ 瑞生桜子
タボ ザンヨウコ
エイカ 葛木 英
リオ 真田怜臣
冒頭の初潮エピソードですでにグッときてしまい、いや開演数分で泣いてどーするとガマン。でも胸の中はじゃびじゃびだったよ・・・。
生理について、女性でも他人の事情はなかなか知らなかったりするし、男性なら尚更だろう。意外にもお客さんは男性も多く、それこそ老若男女いろんな方が観にきていた。かなり評判はよかったようだけど、どんな感想を持ったか全員に聞いてみたくなった。
という訳で感想を掘っては「なるほど~」「そうよねえ」「エッそうなん?!」「わかるぅ~!」ってなった。
女性の心や体についての話だけど、お仕事ものとしても見応えがあって。キチンとした企業の正社員である彼女らが羨ましいなあ。お仕事にやりがいがあるっていいね。(この会社、キチンとした・・・て言っても男女格差や差別はあるんだけど)
有能な人がザクザク仕事を進めている描写は気持ちいい。全員がかっこよくて惚れ惚れする。
頼れる上司、大姐御なオキョウさんに憧れる~
サヤカちゃんの可憐さと優秀さのギャップよ
オタクみ香るエイカ様、絶対イベントにいそう・・・
みんな大好き、フリーダムタボさんは最強!
本当はアフタートークの日に観たかったんだけど、予定が合わず。うーん、悔しい。演者さんたちがこの作品をすごく好きだという話、アフトでも出たそうで。パンフのインタビューにもあったし、本当にみんなに大事にされているんだなあと大きく頷いたわ。この作品は繰り返し上演されるべきよね。学校での上演に賛成! 映像の上映でもいいから、学生のうちに観ておくの、めっちゃいいと思う。
カップルで観劇したあと、パートナーが優しくなったという話も。然もありなん。
生理用品を題材にした芝居といえば、ラックシステムの『お祝い』を思い出す。あれもすめっごく良かったんだよね。10年以上前にシアターTVで観て、めっちゃ笑って泣いたやつ。最近再演があったらしいんだけど、気が付かないうちに公演期間終わっててショック~~ちゃんとアンテナ張っておかないとダメだわ~。観たかったなあ。
この記事を書くんで反芻してたら、また観たくなっちゃった。上演台本も買っておけば良かったなあ。serial numberはたまにテレビ放映があるけど、この作品もやってほしい!
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