Xデザイン学校2021パーソナルコース01:3年目の学びの始まり
0.今までの学び
Xデザイン学校ベーシックコースへ2019 と2020、2年連続ベーシックに通いました。3年目は全てオンラインということで大阪のパーソナルコースへ単身学びにいくことになりました。
1年目は、とにかく分からないながらもやってみました。
2年目は、足りないものがよりハッキリとわかってきたように思います。
足りないものはたくさんあるけれど、いくつかあげるとすると
・客観性を持って見ること、分析すること
・本質的に考える力、言語化する力
・課題へのフォーカス(勘どころ)
コレってUXやサービスデザインとかフレームワークとか置いておいて、どんな仕事においても、とても重要なことで・・・一朝一夕、1年やそこらでは到底身につかないのに、足りていないことに明確に気づいてしまった。
3年目は、チームでなく1人走る予定です。言い訳ができないし、何か得意分野なことがあるチームメンバーへ頼るということも難しいので、より自分と向き合うことになる1年間になるのかな、と思っています。
早速、初回講義内容で印象的だったことをいくつか。
1.学び・教養について
我々は「後手に回る」教育を今まで受けてきた
前例のあること、正解のある答えを導き出すことが、正しいという教育であり、
それは既存モデルの戦い方であること
ムダなことをしなければならない(経験価値)
誰もが同じことを見て、同じインサイトが見つかるわけではない
結局は「教養」
2019年のXデザインで、結局はつまるところ「教養」なのか・・とヒザから崩れ落ちるような、愕然するようなこともあったのですが笑、机に向かって学校や先生の言うことをよく聞くいわゆる「お勉強」でなく、いろんな経験をすることが必要というのは、この歳になって改めてそうだなと感じています。
仕事上でも「モノゴトの本質をついてくる人」は地頭が大変いい人か、もしくは本当に色々なことをよく見て調べて考えていて、モノを知っていたり、経験していたりする。
若い人だけのチームだけでなく、「フットワークの軽いオジサン」を使え(頼れ)というお話もとても面白く。
経験値と熱い想いのある(そしてコネクションもある)
フットワークの軽いオジサン・・・仕事する上では最高に頼りになりますね。
自分も40代になってしまいましたが
「フットワーク軽く、ムダなことができる、熱い想いのある人」
を目指したいと思います。その後に教養がついてくるでしょうか・・・
3.「パーパスドリブン」の重要性
2年くらい前から会社内でもパーパス、パーパス言い始めてました。
最初は、なにごとか・・ビジョンと何が違うの?思っていましたが、社内でブランドチームごとにパーパスの策定やアセットの整理をし始め、デザインまわりのアセットについては社内デザイナーもかなり入り込んでいたため、パーパスやミッションを言語化するプロセスに関われたのは、今思うと勉強になっていたなと思いました。
ただ、講義中に「日本の企業のパーパスは具体性がなくてわかりにくい」というお言葉にも、ごもっともと思う部分もあり、どうしても社内向きの言葉や、抽象的すぎてしまうところもあり、パーパスのさらなる咀嚼、具体化、わかりやすさということに必要性を感じました。
4.デザイン思考にこだわりすぎない
アウトプットがニッチになりビジネススケールが小さくなりがち、それって儲かるの?それってその企業がやる意味あるの?という点かなと思います。
2019と2020と課題をやってみて、ユーザー視点よりになりすぎると、どうしても規模の小さいビジネス案になってしまったり、その企業がやる意味というのを考えていく過程で見失いがちになってしまっていた。もちろんアウトプットまでにつなげる力量のなさもありますが、デザイン思考だけでなく、企業戦略のフェーズがないとビジネスとして大きくならない、というのは過去2年間の自分と照らし合わせてもとても納得のいくお話でした。
5.初回パーソナルの印象
一言で言うと、本当に大学のいわゆる「ゼミ」のよう。
ベーシックとの違いは1つの企業のお題に対して、各チームごとにワークショップをするということでなく、各々研究テーマや企業テーマを持ち寄ってきているのでよりリアルな課題内容に感じましたし、色々な企業課題をのぞけるので、それだけでも本当に勉強になりそうだと感じましたし、1回目の講義でかなりお腹いっぱいになりました。
初回はなによりも、久しぶりにお会いできた先生方、2019にコースが一緒だった方々にオンラインでもお会いできて、お元気そうで相変わらずなお姿が見れて大変嬉しかったです。
ひとりで参加する人は私だけでなくお仲間もいてちょっとホッとしました。
1年間、色々刺激を受けながら、楽しみながら学んでいきたいと思います。
あと、いつも途中でくじけがちなnote、続けたいと思います。(3年目の正直)