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【#春はミラクル起こります】月末生まれのわたしの月末出産物語×2


みゆです。

noteを徘徊していたら、”しいたけ入ってる?”と書かれた目力がしゅごいヘッダーの記事をたくさん見掛けました。

”春はミラクル起こります”という名の企画のようです。

はやしっぷさんとakkiyさんのコラボ企画で、自分の子供にまつわるエピソードを披露するんだそうです。で、その中のどれかをakkiyさんが絵にしてくれるんですって!

ほうほう、なんか楽しそうですね。
そんなら、みゆさんもちょっくら書いてみるわ!

そうねぇ、何を書いたらいいかな。
私は育児アカじゃないんで、あまりこの手の事は書いた事無いんですけど。
悩みましたが、出産の時のエピソードでも書いてみる事にします。

では、どうぞ💛

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私の誕生日は1月31日だ。月末生まれ。
だから、どうという事はないけど、意外と人に誕生日を覚えてもらえる。ちなみに、有名人だと真矢みきさんや香取慎吾さん、石黒賢さんなんかと同じ誕生日だ。

さて、私には娘が2人いる。実は、この娘達も誕生日が月末なのだ。本当に月末、最終日。この娘達の出産エピソードを書いてみようと思う。月末生まれ、って事以外はあまり面白くないかもしれないけども。

+ + + + +

長女を妊娠した時、私はまだ結婚して長くなかったという事もあり、実家の近くの病院に通っていた。出産予定日は7月の中頃だったので、6月20日過ぎ頃に実家に帰る事にした。

私は嫁ぎ先で完全同居をしているので、毎日窮屈な思いをして暮らしている。だから、実家での暮らしはとても快適で精神的にも楽だった。だけど、そんな楽しい毎日も長くは続かなかった。

実家に戻ってしばらくした6月29日の午前中、私の体に異変が起こった。

なんか、漏れてる感じがした。でも、それは当然お漏らしなんかじゃない。
そう、私は破水してしまったのだ。
病院に電話をすると「病院に来て下さい」との事だ。その日はたまたま母が仕事が休みで家にいた。それで、2人で病院に向かった。

病院に着いて検査をした。まだ予定日まで3週間ほどあるが、破水したから産まないといけない。それで、私の中にバルーンが入れられてしまった。機械に繋がれてベッドにいたけど、まだ当然生まれる気配もない。

夫氏が1時間掛けて病院に来てくれて、しばらくいてくれたけど、やっぱり生まれる気配もない。それで、また夫氏は1時間掛けて帰っていった。
そうこうしているうちに、なんかお腹が痛くなってきた。初めのうちは我慢できたけど、だんだん痛くなり辛くなってきた。それで、痛みを逃すために横向きに寝てエビのように体を縮めていた。

ところが、看護師さんが私の所にやって来て言うのだ。
「みゆさん、動いちゃいけませんよ。モニターで波を見てるんですから!!」
え、だって痛いもん。痛いんだからしょーがないじゃん!!と反論したいのを飲み込み、またきちんと上を向いて痛みに耐えた。耐えまくった。
もう、本当に痛くて、辛くて、もう赤ちゃんいらないって思った。

それからしばらくして日付が変わる頃、ようやく産まれそうになり分娩室に行った。分娩台に上がって、産み方を教えてもらった。いよいよ始まった。もう、まさにまな板の上の鯉。なるようになれというやけのやんぱち状態だ。
看護師さんだか助産師さんだかに言われるまま、産んでいく。すると、私の中で何かがごろっと出てくる感じがして、赤ちゃんが出てきた。

終わったー、と言う感じがしてホッとした。3週間ほど早かったので少し小さかったけど、元気に無事に産まれてきて本当に良かったと思った。むしろ、ちゃんと予定日までお腹にいたら、大きくなり過ぎていたかもしれないと思う。

こうして、長女は6月30日に産まれた。夫氏は月末で車の登録やらなんやらで忙しかったけど、病院に来てくれた。夫氏は前日から入れて3~4往復くらいしたようだ。
「あんた、なんで月末に産むとー」なんて言ってたけど、知るか。そんなん、しょーがないじゃん、って感じだ。

+ + + + +

それから時は流れて、長女が1歳半を過ぎしばらく経った頃、私は2人目を妊娠した。
今度は長女もいるので、今住んでいる所で出産して、それから実家に帰る事にした。今度の予定日は元旦だった。そりゃまあ、春から縁起がいい話だ。

長女の時は体重が増え過ぎてしまったが、今度は体重管理もうまくいき10㎏増で済んだ。長女に「赤ちゃん来るんだよー」と言って心の準備をさせつつ、出産日を待った。

大晦日の早朝、私はお腹の痛さで目が覚めた。
ちょ、ちょ、ものすごくお腹痛いんですけど!!
肝心の夫氏はその日は隣の部屋で寝ていた。それというのも、当時夫氏は消防団に入っていて、30日は年末の夜警の当番のために徹夜で4時とか5時頃に帰ってきたからだ。
だけど、この感じはまさに産まれるあの感じだと思い、夫氏の所に行った。

「もう産まれそうなんだけど」と夫氏を起こすと、寝たばかりであろう夫氏は私に「まだ我慢しとかんねー」などと言い再び寝てしまった。
もう、我慢しとけだと???
でも、確かに寝たすぐだからなと思い、痛さを堪えてしばらくベッドで横になっていた。だけど、8時になった頃、もうどうにも我慢できなくなってきた。これはヤバいと直感センサーが働いた。

「ねえ、もう産まれそうなんだけど。病院行こうよ」
と夫氏に訴えると、さすがに起きて病院に連れて行ってくれた。

病院に着くと、これは産まれそうだとなり、あれこれ出産のための準備をした。そして、分娩室に向かった。やっぱり2人目はスムーズだなぁとちょっと余裕すらあった。

前の病院とは、分娩台の仕様が違っていてちょっと戸惑った。だからかどうか分からないけど、吸引分娩となってしまった。だけど、わりとスムーズに出産を終えたと思う。午前11時前に次女は産まれた。

しばらく分娩室で休憩して、病室に戻る時につい階段を駆け上がったら、後ろからついて来ていた看護師さんに呆れられつつ注意されてしまった。病室にはお昼ご飯が置いてあったが、大晦日なのでお蕎麦だった。一仕事した後に加え、前日の晩から何も食べておらず、お腹が空いていた私はお蕎麦をおいしく頂いたのだった。

吸引だったので頭の形が心配だったけど、ちゃんと丸い形に戻って安心した。
さらに、お正月に掛かっていたので、本当に文字通り寝正月を堪能した。

結局、次女も大晦日の月末生まれだ。長女が6月30日生まれなので、きっちり2歳半違いの姉妹となった。

こうして、私も娘達も月末生まれとなったのだった。

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出産の時の話は初めてした。だけど、あまり面白いエピソードではないかもしれない。
……だって、私自身面白い事なんて言えない女なんだもんw
だから、しょうがないのである。

だけど、妊娠中ってなんで変な物が食べたくなるんだろう。
私は、なぜかカップラーメンのスープが飲みたくてたまらなかった。麺じゃなくて、スープ。スープを飲むためにカップラーメンを作っていた。まぁ、麺も食べる訳だけど。

それと、CCレモンが無性に飲みたかった。いつも飲んでいた。
塩分・脂分に糖分でものすごく体に悪い物達だ。だけど、出産後は全く欲しくなくなったから不思議なものだと思う。

あの妊娠中の焼豚ラーメン(九州民にはお馴染みの豚骨のカップラーメン)のスープは本当においしかった。どんなにおいしいラーメン屋さんでも叶わないと思っていた。もちろん、今はラーメン屋さんの方がおいしいと思うし、スープを飲み干したりなんかはしない。



今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪







#春はミラクル起こります
#しいたけ入ってる

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