原宿の地下に広がる別世界【数時間で旅に行ける】
#私のコーヒー時間
この記事を読もうとしてくれているあなたは、
きっとコーヒー好きさんですよね?
このページを開いてくれてありがとう。
わたしも大のコーヒー好き!!!
今回はそんなわたしが見つけた喫茶店についての話。
東京に住んでいるわたしの頭の中には、行ってみたいカフェや喫茶店が星の数ほどある。
行きたいお店、気になるお店……みんなは何で見つけ出すんだろう?
SNS、ネット記事、雑誌、TVなどなど、今って情報がありすぎて逆に本当に行きたいところとか何がなんだか分からない。
だから人から直接聞いたお店とか、自分で歩いていてたまたま見つけたお店の方が印象に残るし、より行ってみたい!って気持ちになるんだ。
数年前、原宿周辺を一人でフラフラと歩いていた時に見つけたお店。
原宿駅の竹下口を出て、左に数分歩いて行ったところの地下にひっそりとある。
「え、こんなところにカフェがあるの!?」ってくらい目立たないの。
なかなか一人で入るには勇気がいる雰囲気。
というか地下だから中が全然見えないし、どんなメニューがあるのかも分からない。
猛烈にわたしの頭の中にそのお店の存在が張り付いて、数年間ずっと忘れられなかった。
でも、なんとなく、絶対に素敵な場所なんだろうなっていうのは感じてたんだ。
そしてそのお店に、名前も分からない、自分の記憶の中だけに情報が残っているそのお店に、ついに先日行ってきた!!!
店内が見えないお店。
一人で入るのちょっと勇気いらん??笑
やっぱり。
階段の下にはあの賑やかな原宿とは思えない、別世界が広がっていた。
ちょっと古びた家具や飾り、洞窟にいるような薄暗さ、窓から差し込む自然光……まるでヨーロッパのような、海外にいる気分だった。
案外お客様は数組いて、知る人ぞ知る隠れ家って感じ。
メニューはドリンクメイン。
数種類のブラックコーヒーと紅茶、あとはカフェオレやウインナーコーヒー、アイリッシュコーヒー(アルコール入りのコーヒー)など。
THE喫茶店って感じのラインナップ。
チーズケーキが美味しくて有名らしいけど、わたしは残念ながらチーズケーキがあまり得意ではないのだ…。
(でも見た目はめちゃくちゃ美味しそうだったよ!)
わたしがチョイスしたのは、カプチーノ(シナモンコーヒー)。
小さなカップに少し甘さのついたコーヒー、生クリーム、オレンジの皮、シナモンスティックがまるまる一本。
コクが強めのコーヒーにふんわりと滑らかな口当たりの生クリーム、優しい甘さとオレンジシナモンの香りがふわっと広がって……
もう本当に最高の最高でした。。。
マスターが生クリームを手で泡立てる音、何かを鍋で温める音。
あーーわたしの作ってる作ってる!ってわくわく待つ時間もたまらない。
コーヒー好きにはたまらない、最初のひと口のふわっと何かに包まれるあの感じ、分かるかな?満たされる感が半端なかった。
この幸せを感じさせてくれるコーヒーこそが美味しいコーヒーと言えるのではないだろうか!?!?(←誰だよ笑)
とりあえず、超絶おいしかった!
今は浅煎りのすっきりめコーヒーが流行りだけど(実はわたしも浅煎り派)、たまにはどっぷり何かの感情につかるような深煎りコーヒーもいいなぁ…と思ったよ。
そして深煎りはミルクや生クリームとやっぱり仲が良い。
甘さや香りが付いてもそれに負けないだけのコーヒーの力強さが残っている。
疲れているとき、一人でゆっくり時間を過ごしたいときは、こうゆー飲み方も良いね。ほんとに素敵。
飾ってある時計や画、花を見るのも楽しい。
お会計でおつりはアンティークな戸棚の引き出しから直接出すスタイル。
たった一杯のカプチーノにどさっと大量の紙ナプキンを出してくれる。
喫茶店のちょっとした、こーゆー雑感があるのもまた好き。笑
いーなー。
気取りすぎてなくて、どこかに帰ったような懐かしい落ち着く感じ。
しかもコーヒーがとてつもなく美味しい。
また行こう。ここは通いに決めた。
ネットの情報じゃなくて、自分の足で見つけたお店。
何年も前から気になってて、どこかにメモしたり保存したわけでもないのに
ずっと頭の中に残っていた。
それだけ惹きつけるものがあったんだなー。
自分の感性、大切にしていこう。
あ、お店の名前は
「アンセーニュ・ダングル 原宿店(Enseigne d'angle )」
コーヒーのことになると話が止まらない…名前いうの最後になっちゃった!
自由が丘とか、他にも店舗があるそう。
カフェ好きさん、ぜひ行ってみて欲しい!魅力たっぷりだから。
最後まで読んでくれてありがとうです!