【読書】丕緒の鳥 小野不由美

即位の礼で行われる儀式で重い任にこれまでの日々を思う職人、

死刑制度の壁と向き合う法治国家の官吏、

自然異常から後の災害を止めるべく奔走する山の人々、

暦を作り続ける学者。

この十二国記の世界観を更に深く、豊かに彩る物語。

そして決して名が残り、目立つような人々ではないけれど、確かに、この人達に国は支えられている。

国はその積み重ねだ。

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