アンガーマネジメント
生きていると嫌でも好きでも色々なできことに直面するが、その度に感情の動きが伴っていた。
うれしい、たのしい、いらいらする、かなしい、さみしい、いろいろ。
感受性が豊かだと言われたことがよくあるけど、それ故に色々なことに敏感に反応していた。
誰かの発したたった一言に傷ついたり、いらだったり、そんな心の狭い自分に嫌気がさしたり。
最近KindleUnlimitedに登録した私は、
アンガーマネジメントについての本を読み漁っていた。
そこには、感情をコントロールする術がさまざまに書いてある。それらの本によれば、
「イラッ」とすることが誰にでもあるが、これは自然の反応らしい。もともと自分を守るための本能なのだと。
そして、「イラッ」とすることは、「予想外の出来事」に直面した時だという。
たとえば「タンスの角に小指をぶつける」「あるはずの場所にそのものがない(私の場合はめがね)」
「約束の時間になっても待ち合わせの人が来ない」。
たしかに。「予想外の出来事」だ。
だけど、生きている上で、予想外のことなんて当たり前で、その「イラッ」を「イライラ」に変える必要はないということだった。
まぁしょうがないか、と、許すことで、自分は楽になれる。許す、は、なんとなく損をしているように感じることもあるが、イライラを長引かせている方が、不機嫌になり、その結果周りから「近づかないでおこう」と人が減っていき、結果的に損なのだそうだ。
人は変えられない。
でも自分の感情をコントロールして、怒りを生まないことはできる。
人にイラッとさせられたとしても、その人が悪い訳ではなく、それを受け入れたり、まあ、そんなこともあるよね、と流せない自分が未熟だったんだ。
よく考えれば、「怒りを生まない」って最強なんじゃないか?
ずっとご機嫌で楽しく生きていたら、周りにも自然と笑顔が集まるし、そこから新しいプロジェクトに繋がったり、素敵な出会いが広がる可能性がある。
不機嫌でいることは時間の無駄なのだ。
予想外のできごとだらけだ。
それが最高だと思えるように。
大人になってから、担任の先生みたいな人に出会うこともある。その人は、私がイライラしていると、諭すように、私にものごとを説明した。
そして私は約束した。
「じゃあイライラしそうになったら、森の大木を思い出す。1回全部心をリセットして、清らかな心を持つよ。それでからまた考える。」
は?
みたいな顔をしていたけど、私はこの方法が気に入っている。まだ、試したことは無いけど、いずれその時がきたら、役に立ちますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?