隈研吾建築「日本平夢テラス」自然と調和するジオメトリー
静岡県の日本平(にほんだいら)に行こうと思ったきっかけは、隈研吾氏デザインの
「日本平 夢テラス」
に行きたかったから!
隈研吾さんの建築デザインが好きで、「クマ活」中の私。
「そもそも日本平ってどこ?」と地図を見ながらリサーチ。
ということで行って来ました!
先週は日本平ホテルの宿泊記でした。
いつも書き始めると記事がとっても長くなってしまいますが、読んでいただきやすくするために、今週は「日本平夢テラス」「久能残東照宮」。
次週は浮世絵にも描かれる「とろろ汁 丁子屋」、世界遺産「三保松原」、「登呂遺跡」と、2週に渡っての静岡観光情報です。
⭐「日本平夢テラス」360度のパノラマビュー
建築家、隈研吾氏のデザインで、2018年11月にオープンした「日本平夢テラス」(静岡市)。
元々、電波塔しかなかった場所に、富士山、駿河湾、三保の松原、伊豆半島などを360度のパノラマビューで一望出来る展望回廊が登場!
メインの展望施設は、奈良の法隆寺「夢殿」にヒントを得た八角形というジオメトリーの建物。
そうか、法隆寺の夢殿ね!
と思いながらよく分からない人のために、というか私も分からん!
確かに似てますね。
この展望施設の前で地元の観光協会の方に声をかけられ、アンケートに答えました。
「何故、日本平に来ようと思われましたか?」
答えはもちろん、
「夢テラスに来たかったから!」
やはりそういう方がとても多いそうですよ。
隈研吾さんの影響力はすごいですね!
中もすごい!
地元静岡県産のヒノキ材を使用した、隈研吾さんらしい複雑な木組み!
展示してあったパネルでは、ここから富士山が見えるはずで、眼下は桜になってますね。
この時は富士山見えずでしたが、クマ活中の私はもうそんなの関係ない!
平日で人も少なめ、とはいえ、なかなか誰もいないタイミングはありません。
待つ!
そして待つ!
しゃーない、消す!(笑)
中のカフェでひと休み。
折り紙で作られた富士山は、日本平ホテルのお部屋にあったもの。
この子、我が家に持ち帰りました♪
続いて展望回廊。
電波塔をぐるっと囲んだ、1周約200m。
おーっと!
今、気付きましたが、この回廊の下も特徴的な木組み~!
手前の紫陽花に気を取られて気付いていなかったため、ポートレート写真のピントが紫陽花に絞られ、橋の下がボケてる~!(左)
いやいや、うろたえるなかれ。
iphoneに、いつからか追加された素晴らしい新機能があるではないか!
”ポートレートの焦点を後から変更出来る”
これよ、これ!
右の写真、焦点を橋の下にあて、紫陽花をボカしたバージョンです♪
パンフレットに上空から見た展望施設、展望回廊の写真が。
どっちも八角形だ~!
展望回廊があるのは標高300.5m。
静岡市内で育てられたオクシズ産の木材を使用して造られたそうです。
本当はここにある日本平ロープウェイから久能残東照宮へ行きたかったのですが、この時、メンテナンスによる運休中でした。
この夢テラスのお陰で日本平、静岡市を巡ることが出来ました。
⭐久能山東照宮はロープウェイで行きましょう!
今回、久能山東照宮、行けなかった~!
日本平からロープウェイで行くルートが5/29~7/5、運休だったのです。
山下石鳥居から本殿前まで表参道を登るルートがあるものの、1,159段の階段を登らねばなりません。
よっしゃー!と思って計画していたけど、その前に行った黒部ダムで、展望台までの220段の階段でヘロヘロになってしまった私は、無理と判断。
東照宮と言えば栃木県の日光東照宮ですが。
実は徳川家康は、晩年を駿府(静岡市)で過ごし、元和2年(1616年)に75年の生涯を閉じたのです。
亡くなる直前、家臣たちに「遺骸は久能山に埋葬すること」と遺言。
そして二代将軍徳川秀忠公により造営されたのが久能山東照宮です。
静岡駅前にも久能残東照宮の石灯籠あり。
日本平ホテルのロビーには「家康公の時計」が展示。
1611年スペイン国王フェリペ3世から家康公に贈られた日本に現存する最古の洋時計だといいます。
日本平夢テラスにも久能山東照宮の特徴を記すパネルが。
日光東照宮の参拝時も、あまりの煌びやかさと要所要所に込められたメッセージがとても面白かったので、ロープウェイが動いている時にまた久能残東照宮にも行ってみましょう!
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