新幹線三島駅から行く絶景スポット「三島スカイウォーク」「伊豆パノラマパーク碧テラス」
伊豆半島はユネスコ世界ジオパークに登録されています。
伊豆観光と言えば、熱海駅から南下して、伊東などの伊豆半島東部が多かったのですが、ここ数年、熱海駅の1つ西、新幹線三島駅を基点に、三島、沼津、伊豆の国市、修善寺などを巡りました。
先週は日本一深い海、駿河湾の深海グルメの記事を書きました。
今日は富士山を望む絶景スポット「三島スカイウォーク」、「伊豆パノラマパーク碧テラス」、世界遺産「韮山反射炉」などの観光情報です!
⭐民間資本の一大プロジェクト
「三島スカイウォーク」とは、日本最長400mの人道吊橋で、伊豆と箱根の中間に位置する観光施設。
「三島スカイウォーク」には大きな特徴があります。
橋を渡った先の、カフェ・レストランや、アクティビティ受付がある建物には資料展示があり、そちらで建設の意図や経緯を知ると、帰りに見る橋がまた違って見えたので、是非、事前にちょっと情報を仕入れてから行っていただきたいのです♪
🔷日本最長の歩行者専用吊り橋
支間長400m!
人が歩いて渡れる歩行者専用吊り橋として日本一の長さです。
🔷日本初!民間による建設
日本初の民間による大規模吊り橋として建設されました。
地域活性化を目的に、事業計画、開発申請、地元説明、調査・設計・施工、施設運営等、全てを100%民間資本で実現!
🔷景色を楽しむために造られた吊り橋
2013年、富士山が世界文化遺産に登録されています。
その富士山や駿河湾を一望でき、季節ごとに変化する景色を楽しむために造られ、2015年に完成・オープンしたのが「三島スカイウォーク」なのです。
⭐日本最長の吊り橋「三島スカイウォーク」
最初のフォトスポットがここ!
3度訪れた三島スカイウォークですが、2023年4月に行った時が一番、山頂に雪を残した富士山が美しく見えました。
まずは全景を眺めると、やはり長い!
この場所が最も美しく富士山が見える場所、として選定されたそうです。
もう1段上がった展望台からは、自分と橋を共に撮影出来ま~す!
4月、ところどころ、桜も残っていてキレイでした!
橋を渡ると、ショップや、レストラン、様々なアクティビティ施設があります。
友人が食べていた青い「そらソフト」、撮らせて~♪
⭐魅力的なアクティビティがいっぱい!
三島スカイウォークには魅力的なアクティビティが沢山あるので、事前に計画して予約していくのがベスト。
私のオススメは、セグウェイガイドツアーとジップライン!
自転車に乗れない私ですが、セグウェイには乗れるんです。
今まで、ハワイのワイキキ、宮古島のホテル「スイートアラマンダ」や、ハウステンボスなど、色んなところで乗りましたが、国内でナンバー1と思っているのがここ、三島スカイウォーク。
何がいいかと言うと。
✅森の中を走るので、気持ちいい!
✅1時間(練習込み)たっぷり楽しめる!
✅木々の間で多少の凸凹もあり、ほど良い難易度で、初心者でも楽しめる!
ゴーゴーバギーも同じく森の中を走り抜けるので、爽快です!
ちなみにハワイへの旅行では、何度か初日にワイキキのセグウェイツアーに参加しました。
お昼前に到着し、チェックインまでに時間があるため、荷物をホテルに放り込んだらGO!
ワイキキビーチ沿いとウォールアートのエリアを周るコースや、ダイヤモンドヘッドの麓や、高級住宅街があるカピオラニ公園周辺を巡るコースなど色々あります。
三島スカイウォークでは森林浴です!
気持ちいい~♪
もう1つ、是非体験して欲しいのがジップライン!
なんと、日本最長の吊り橋の真横をジップラインで渡ることが出来るんです!
ジェットコースターなどの絶好マシーンには乗れない私ですが、ジップラインは好きなんです。
最初だけちょっと怖いけど、とっても爽快!
三島スカイウォークのロングジップスライドは、絶景ナンバー1!
こちらもちなみに、の話です。
国内で最もジップラインをたっぷり楽しめるのは淡路島の「淡路ワールドパークONOKORO」のジップライン・アドベンチャー。
ここは11mの高さまで階段を上がってジップライン!というのが4回連続するコースでたっぷり満喫のコースです。
海外で絶景ナンバー1のジップラインは、シンガポール・セントーサ島のジップライン。
丘の上から海に浮かぶ小島へと飛ぶコース!
そして今秋、ラスベガス旅行で体験予定なのが、フリーモントという、450mのアーケードの天井に1250万個のライトがくり出す映像ショーの下をヒーロースタイルで飛ぶジップライン!
楽しみ~♪
⭐伊豆パノラマパーク碧(あお)テラス
「伊豆パノラマパーク 碧(あお)テラス」は富士山と駿河湾を望む絶景山頂リゾート。
実は以前、三島駅から南へ約1時間の戸田(へだ)港へタカアシガニを食べに行った際、ここに寄ったんですが、なんと、ロープウェイがまさかのメンテナンス中による運休。
「え!?聞いてないけど?」
とHPを確認すると、奥の奥の奥にその記載。
「なんでやねん!もっと分かりやすいところに書いといて~!」
ってことで、今年、「泊まれる公園 インザパーク沼津」へ行った際に、今度こそ!と、向かいました。
今回は友人に「営業してますか?」と電話で確認してもらったので大丈夫!
全長1,800mの長〜いロープウェイに乗って約7分。
標高452mの山頂には富士山、駿河湾を見渡す展望デッキ。
富士山見えてます~!
「碧テラス」の水盤越しに写真を撮ると富士山が映り込む、はずだったけど、少し雲多し。
でも、山頂が綺麗に見えたので良しとしましょう!
なんかこのテラス、滋賀県の「びわこテラス」とそっくりだな~と思ってスタッフさんに聞くと、同じ系列だそうです。
葛城珈琲の「ザ・ウォーターラウンジ」で冷たいドリンクタイム。
私達以外に1組だけで空いてました。
平日、最高!
私達が退席する頃には誰もいなくなって撮影チャンス!
色鮮やかなドリンク、駿河オーシャンと葛城サンライズのツーショット。
山頂にある葛城神社。
葛城珈琲には「伊豆ブラックカレー」なるものがありました。
右の写真、まるで私が食べたかのように見えますが・・・
実はこれ見本!(笑)。
ここでゆっくりしたい方は、女子会プランや、プライベート空間「かつらぎ茶寮」などもあるようです。
ロープウェイで山麓駅まで降り、「トラットリア伊豆パラディーゾ」でランチ。
バスで団体さんが来てもたっぷり収納出来る広~いレストランで、私達1組だけ。
貸切りだ~♪
メイン料理+3種のアンティパスト+パンのランチセット
★静岡産豚肉ロースト 辛味のある爽やかな冷製ソースで
★沼津港産鮮魚ロースト フレッシュトマトマリナーラ
★鶏ももグリル 焼き地野菜とともに
⭐世界遺産「韮山反射炉」明治日本の産業革命遺産
静岡県伊豆の国市にある世界遺産「韮山(にらやま)反射炉」(にらやまはんしゃろ)へ行きました。
沼津から修善寺温泉へと向かう際、周辺情報を見ていて発見し、初めて知った次第です。
「反射炉」ってなんだ?という方も多いと思いますが、まずはこのど迫力、ご覧ください!
「韮山反射炉ガイダンスセンター」で反射炉とは?のお勉強もして来ました。
江戸時代、世界では欧米諸国による植民地化が進む中、鎖国状態だった日本に迫る度重なる開国要請。
それに対抗するため、時の韮山代官・江川太郎左衛門英龍が幕府に進言し、大砲や砲弾などの鋳造の目的で造られたのが反射炉。
熱をアーチ型の天井に反射させて鉄の溶解温度(千数百度)を得る構造からこの名前があるそうです。
中国やオランダなど、貿易があった国を経由してなのか、西洋の軍事技術や工学に関する書籍を輸入、翻訳。
それを元に大砲製造や演習が行われた、とありました。
1856年(安政3年)に翻訳したものが出版されたというのもすごい!
全国に造られた反射炉のうち、国内で現存するのは3基。
ほぼ完全な形で現存するのは韮山反射炉のみで、とても貴重な「明治日本の産業革命遺産」だそうです。
それは、時代と共に朽ちて行く反射炉を何度も修復し、保存する取り組みが続いているから。
明治10年代、明治30年代の写真。
明治42年、昭和20年代の反射炉。
1930年(昭和5年)の北伊豆地震では煙突部分が倒壊し、これを教訓として耐震性が向上されたといいます。
反射炉の煙突は高さ16m!
聳え立つ姿は見る角度によって顔が違いました。
反射炉の横には「鉄製24ポンドカノン砲」の複製が。
ボランティアガイドの方がいらっしゃって説明を聞くことが出来ました。
左、炉から出された大砲の筒部分や砲弾などは、ここで水車がくみ上げた水で冷やされていたという写真もあり、池も残ってます~。
こちらは鋳物鉄投入口、石炭投入口、焚所風入口、灰穴。
韮山反射炉は1864年にその役目を終えています。
江戸時代にこんなものを造ってしまうなんて本当にすごいですよね!
江戸湾警備のためにお台場に据えられた大砲もここで造られたもの。
「お台場」と言えば、フジテレビ、お台場冒険王、実物大ガンダム、東京ビッグサイトなどのエンタメエリアのイメージ。
でも、元はというと、名前の由来そのもの、石垣で囲まれた正方形や五角形の洋式砲台の台場だったのですね。
富士山絶景スポットを巡りつつ、またひとつ日本の世界遺産にも訪れ、歴史を学ぶことが出来ました。
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