何かを始める時
お盆休みも終わり
そろそろ涼しくなってもらいたいものだ。
赤ちゃんの時
人は小さな体で体温調節をするという
苦行が始まる。
しかしだんだんと歳を重ね
(この言い方を積極的に使いたい)
細胞が古くなってくると
それもまた体温調節がしんどくなる。
年齢なんて背番号と言いたいところだけれど
しっかりと「老い」を自覚しておいた方が
何かと保険が掛けやすい。
そんなしんどい毎日を過ごしていても
一つだけ心がけておくと
しんどさも軽減されるであろうと思う
あること。
それは
「可能性」は年齢関係なく
人は平等にあるのだということ。
むしろ「可能性」のない人なんて
この世にはいないのではないか。
ここはきっぱり。
先日観たドラマのワンシーンで
孫が留学して何かの資格を
取得するって話を祖母が聞き
「いいわねぇ~、若い子は可能性があって。」
と言ったのだけれど
その祖母にだって可能性は十分にあるのだ。
ただ、その祖母は海外留学や資格取得を望まないだけ。
百貨店のデパコス売り場で
「お綺麗ですね~」
と販売員の方に声がけされる
可能性は大いにある。
またジローさんの話になっちゃうんだけど
ある夜。
店内であいみょんが流れていた時
いつものように若い子と一緒に呑んでいたジローさんが
「この曲は誰が歌ってるんだい?」
と聞き、その若い子が
「あいみょん。知ってる?」
ジローさんは「知らねーよ。」
「ジローさんは知らないよね。」
とその若い子は深い意味もなく言った。
ジローさんはそれに対して
「おんなじことだよ。
オレはこの曲の子は知らない。
だけど昔の曲はいっぱい知ってる。
あんたはこれは知ってるけど
昔の曲は知らねーだろ。
おんなじことなんだよ。」と。
その子は「何それ~」とか言ってたけど
私は妙に腑に落ちた。
私の脳みそはまだまだ固いな
とつくづく思った。
考え方一つで
可能性は広がるし
現実にもなる。
今更パイロットになる可能性はと聞かれれば
もちろん100%無理なことなんだけど
それはなりたい事か
やりたい事なのかを
しっかりと見極めることが必要だよね。
だから飲食店の開業サポートでいつも重要だと思うことは
その部分、「あなたの本当にやりたいことはなんですか?」なのだ。
今は飲食店でもテイクアウト主流でしょう、とか
飲食店を始めるなら調理師免許取らなきゃ、とか
いろんな常識にとらわれる前に
曇りなき眼(byアシタカ)で
やりたいことに向けて
平等に与えられている
可能性を活かそう!