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マクロビアン薬剤師 冬の食養生
マクロビアン薬剤師 冬の食養生
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入ってもうすぐ8年です。
調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』
わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。
本日は
旧暦長月廿四日
立冬
山茶始開(つばきはじめてひらく)
西暦2020年11月9日
立冬に入り、暦の上では「冬』
冬の食養生を始める時期となりました。
冬は、木々は枯れて、葉が落ち、動物や虫たちは、地面の中に潜り込み冬眠をする季節です。
わたくしたち『人間』は感情を持つ動物です。
そんな気持ちや考えを出しすぎないで、心静かに過ごす季節と言われています。
『心静かに』
朝は、日の出を待ってゆっくり目覚めたいところですが、早起きを常としている方も多くいらっしゃると思いますので、
そう言う気持ち
『日の出を待って行動を始める』ようなゆったりとした気持ちで日々を過ごしてみます。
そして、来るべき春に備えて、心にも身体にもエネルギーを蓄えておくことが大切となります。
気候は、寒く乾燥もしますので、身体を中から温める食材を意識して摂るのが良いでしょう。
スパイスや辛味のある野菜が、血行を良くしていきます。
冬の寒さによって、身体の生理活動も衰えていきますので、
整理活動を維持して、春には活発になるのに備えて、
『腎』の働きを助ける『鹹(塩味)味)や、五行色体表からみての『黒い食材』を摂ることをお勧めします。
漢方でいうところの『腎』は腎臓だけではなく、生殖器や生命維持機能を指しますので、
腎の働きを助ける食材は、生命力や免疫力の源となります。
また、野菜は根野菜などを中心にミネラル分を多く撮れるように、旬のものを暖かくしていただくと良いでしょう。
冬の季節の食材をうまく選んで、冬の養生をしていきたいものです。
身体を冷やさず、中から温めること。
そこを常に意識していけば、大丈夫です。
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