長夏に弱った脾胃を整える食材
西暦2022年8月22日(月)
旧暦文月廿五日
立秋
蒙霧升降(ふかきりまとう)
今日の東京は最高気温が30°を切り、少し過ごしやすい一日となりました。
二十四節気の立秋も最終日。
暑さも落ち着いてきているのでしょうか。
秋に向けて、夏で疲れた身体と心を整えていきたいものです。
夏の暑さで、一番ダメージを受けるところは、繰り返しお伝えしていますが
漢方で言うところの『脾胃』
消化機能です。
夏から秋に以降する湿気の多い時期を
『長夏』といい、
『長夏』は五行学説によると五臓は『脾』にあたるのです。
長夏の時期にジメジメとした日が続いて、
消化機能の低下を感じる前に、
『健脾利湿』胃腸の消化吸収機能を高めて、水分代謝を促す食材を積極的に摂っていきます。
冬瓜、枝豆、長芋、オクラ、ハトムギ、とうもろこし、蓮の実、ウナギ、タコ、鶏肉などが
おすすめです。
また、高温多湿の状況下では、細菌やウイルスが繁殖しやすく、
食中毒や胃腸の風邪が流行る時期でもあります。
お料理には、意識して『薬味』を使いたいものです。
生姜、紫蘇、ネギ、みょうが、梅、山椒、わさび、お酢などがおすすめです。
生ものは出来るだけ避けて、
食事の前のはしっかりと手洗いうがいをするようにしましょう。
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