冬は身体を潤して温める
西暦2022年11月10日(木)
旧暦神無月十七日
立冬
山茶始開(つばきはじめてひらく)
日に日に朝の寒さで、お布団から出るのに勇気がいるようになってきています。
薬局での患者さまへのご挨拶も
『寒さに気をつけて、、、』ということが増えてきました。
秋の養生は、乾燥に気をつけて、『潤い』を心身に与えることを目指していましたが、
冬の養生は、潤いに加えて、温めることを意識します。
体を温める作用のあるものは、
薬膳の考え方では、
身体を温める作用のある、辛味をとること、
辛味とは、
唐辛子のような辛さを思い浮かべる方が多いかと思いますが、
とうがらしはもちろんですが、
『しょうが』や『ねぎ』『にんにく』と言ったような薬味をうまく使うと良いでしょう。
暖かい麺類や、鍋に薬味はつきものです。
温かい食べ物に薬味を加えて、体の中からさらに温まっていきたいものです。
また、お酒も適量ですと、身体を温める効果を発揮します。
飲み過ぎは、そのアルコール分により、逆に冷えを呼んでしまうことがありますが、
適度なお酒は、体を温めることに有効です。
温かくして飲む、日本酒やワインを適度に飲むことをおすすめします。
何事も
『過ぎたるは猶及ばざるが如し』です。
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