外郎売
西暦2022年11月18日(金)
旧暦神無月廿五日
立冬
金盞香 (きんせんかさく)
八代目市川新之助初舞台の演目は
歌舞伎十八番の内
『外郎売』
薬の由来や効能を語る長台詞を早口言葉で披露したところから始まりました。
その歴史は
650年の歴史のある『外郎』家とのご縁によるもの。
お菓子の『ういろう』とお薬のういろう『透頂香』(とうちんこう)
を取り扱うお店をやっています。
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http://www.uirou.co.jp/uiro.html
今のご当主は二十五代目。
銀行員から薬剤師への転身により、代を継いでいらっしゃいます。
2018年7月に『医師薬進学』の雑誌にインタビューが載っていて、その冒頭はネットでも読む事ができます。
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http://www.isiyaku.com/pickup/600年にわたって受け継がれた薬-「ういろう」-を文/
歌舞伎の『外郎売』(ういろううり)は、
喉の具合が悪くなった当時の人気歌舞伎役者二代目市川團十郎が、
お薬の『ういろう』を飲んで回復したことに感謝をして、
外郎家の許可を得て作られた演目とのこと。
初演は、享保3年(1718年)のお正月。
歌舞伎十八番の一つとして制定され、現在は十二代目團十郎が復活させたものが上演されています。
上演にあたっては、市川家が外郎家にご挨拶に上がるとのことで、
今回も八代目市川新之助初舞台で演じると言うご挨拶に堀越勸玄さんが伺った事が、
ネットニュースとして取り上げられていました。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/74a210e141acdd3b658f0179ba267c3fe31fcd4b
300年続くこのご縁と、お薬から紡がれている伝統文化。
大切にしていることを見習いたいと思います。
そんな『外郎売』
千穐楽の公演の生配信とアーカイブ放送が決まりました。
これは是非観ていただきたい‼️
ミレールで👇
https://www.kabuki-bito.jp/kabuki-contents/ondemand/news/cat1/2660.html