見出し画像

マクロビアン薬剤師 草木萌動

マクロビアン薬剤師 草木萌動

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦睦月十七日
雨水
草木萌動
西暦2021年2月28日

今日で2月も終了です。
あっという間に一年の六分の一が過ぎていきました。

そして和暦では、
二十四節気『雨水』の最終候
『草木萌動』(そうもくもえうごく)
に入りました。

着々と春に近づいています。

やさしい早春の光のもと、ほんのりと薄い新緑色に色づく草木が見られるころとなりました。
新しい生命が、土の中から、木々の枝から、一気に芽生え出します。

静かに、でもいきいきと、新しい季節への希望が感じられる時期でもあります。

二十四節気『雨水』の最終候である『草木萌動』
『雨水』の時期に降る雨は『木の芽起こし』と呼ばれていて、
植物の成長を助けて、花を咲かせるための大切な雨とされています。

『ひと雨ごとに春がやってくる』とも言われていますね。

『草木萌動』は、小さいけれど、力強く植物たちが芽吹く季節です。

自然と心も身体ものびのびとしてきます。
その気持ちを押さえ込まずに、活動的に過ごすようにするのがよいでしょう。

朝は早く起きて、日光を浴び、新鮮な空気をたっぷりと吸収することが大切です。
(ただし、花粉症の方は花粉を家の中に持ち込まない工夫が必要となります)

気温の変化が激しいので、衣類の調整も大切なことの一つです。

陽気になって、血の巡りが良くなる春は、肝の働きが高ぶりやすく、
胃腸の働きが弱くなりやすいと考えます。

胃腸に負担のかかる、生ものや冷たいものは控えて、温かいものを食べるようにするのがおすすめです。

さっぱりとした味付けを基本に、刺激物、肉や高脂肪の食材は控えた方が良いでしょう。

これらの控えた方が良いものは花粉症の方のも言えること(内臓に負担をかけないと言う意味で)
ですので、ご参考にしてください。


よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。