春の5K対策
西暦2024年3月5日(火)
旧暦睦月廿五日
啓蟄
西暦の月が3月となり、
七十二候が『雨水』の末候『草木萌動』そうもくめばえいずる
を経て
ひな祭り🎎週末も開けて
二十四節気は
虫たちも目の覚める
『啓蟄』となりました。
今日から五日間がその初侯
『蟄虫啓戸』(すごもりのむしとをひらく)
地中で冬ごもりしていた虫たちが、暖かい春の気配を感じて姿を現し始める頃
となります。
暦はすっかり春となっています。
『春の5K』
先日初めて耳にしました。
『寒暖差』
『乾燥』
『強風』
『花粉』
『黄砂』
の5つ。
確かにこの5つは春に『厳しい』ものたちです。
『寒暖差』
このところの気温の乱高下には体調を崩される方も多いかと思います。
気温差(特に7°C以上)が大きいと、体温を調節する自律神経が過剰に働き、『寒暖差疲労』という体調不良を引き起こすと言われています。
お部屋の中にいるときは良いですが、
お出かけの際には脱ぎ着をして、体感温度を一定に保てる工夫をしたいものです。
『乾燥』
これから春にかけてが一年の中で一番低い湿度が出現しやすい時期。
30%を下回る日も少なくありません。
健康に快適な湿度環境は50%前後。
40%を下回ると、喉などの粘膜のバリア機能が低下しやすくなると言われています。
乾燥に注意の部分は
のどと肌。
また髪の毛や指先のケアも大切です。
喉は飴を舐めたり、水分をこまめに取ったりして乾燥を防ぐようにしたいものです。
指先にはこまめな保湿を。
肌や髪は入浴中や入浴後にしっかり保湿しておくことが大切です。
『強風』
春は一年の中でも、風速10m/s以上の強風日数が4月をピークに最も多い季節と言われています。
風の強い日には、気圧や気温、湿度などが乱高下するため、体調管理には要注意です。
頭痛も起こりやすい環境となるので、いわゆる頭痛持ちの方はお出かけの予定を変えるなど、
自衛が必要になることもあるでしょう。
『花粉』
花粉の飛散量は晴れて暖かな日はもちろんですが、雨の日の翌日や風が強い日にも多くなります。
花粉症予防は
①花粉を吸わない
②花粉に触れない
③花粉を持ち込まない
花粉をお部屋の中に持ちこまないよう、
玄関で上着を脱ぐ、帰宅後すぐに洗顔、入浴をして、
顔や身体についた花粉を洗い流すと良いと言われています。
また、花粉がつきにくい素材の服を選ぶことも良いでしょう。
必要であれば、お薬に助けてもらうことも、、
最近は処方箋が必要だった花粉症薬も、
ドラッグストアで購入出来るものも増えてきました。
セルフメディケーションで花粉症対策も出来そうです。
『黄砂』
黄砂とは、
東アジアの砂漠や黄土地域から、強風により吹き上げられた多量の砂やちりが、
上空の風によって運ばれて大気中に浮遊する現象をいうそうです。
日本には、毎年4月をピークに飛来するようで、空が黄色っぽくに煙るのを目にした方もいると思います。
喘息や花粉症などのアレルギー症状を悪化させますので、
換気を最小限にして、外出時にはマスクの着用が対策としてあげられます。
いずれも、その中にいると不快になるものばかり。
自分で出来る対策を一つずつやっていこうと思います。