お通しどうぞ。


わたしにとってこの約3年間は、とても大きな出来事の連続だった。


それは、コロナが世の中を征服したような時間だったからかもしれない。それとも、未知の病を日本がわざわざ狭く囲ったことで、選んだ時間だったのか。

わたしにとっての小さな世界が、コロナという言葉を使うだけでとても大げさになったために訂正を入れようと思う。

たぶん、ただの厄年。
うん、ただの老化である。

簡単なプロフィールとして、わたしは心配性なわりに好奇心旺盛でポジティブ。なわりに、卑屈。
どう転んでも両極端なこの性格のせいで、自分をコントロールできないことも多々あるし、二重人格かと思わせるほどの行動力にまわりが驚くことも多い。
いい歳して自分をコントロールできないなんて、他人に説明するならば思春期の話を例に出すのだろうが、それとも少しちがう。
年齢と共に無茶なことはしなくなったが、コントロールすることは前より難しくなったような気さえする。

この説明に関しては、これから起こる出来事などをその都度書いていこうかな。予定は未定だけど。


現代に染まりすぎているのかもしれないが、自分をなにかの“病気”だと思っておくことのほうがスッと心を落ち着かせられるときがある。

病気だなんて言葉はだれかを不快にさせるかもしれない。と何度かback spaceキーをクリックしたが、うむ、ここはTwitterでもインスタグラムでもない、noteだ。

知らない人の投稿が、どんどん自分の画面に表示されるわけではないし、読むほどの価値はここにはないので、わたしごときの言動で不快になる必要はない、と念を押して書く。

”コントロールできないことを受け入れよう”
”自分には優しく”
”ありのままのあなたで”

お優しい言葉を見る機会がとても増えた。ネット上では繊細さんをはじめ、自己判断で調べられる思考の型についての分類、あなたはどのメンタリズムなのか定めたものなど、「自分より自分のことを的確に説明してくれてるやーん」と思わせてくれる言葉がたくさんある。

それが、自分のどうしようもない部分に対しての諦めどころとして心を救ってくれる機会も今までたくさんあった。救われたというと大げさだ、自分のダメな部分をポップに捉えることが出来たというほうがしっくりくる。
就活で自己アピールに使わせてもらおう!など活用方法にもバリエーションが増えた。増えただけで試したことはないが。

しかし、最近立ち寄った書店での話。旅行の本棚、お金についての本棚、占い関連の本棚、お優しい言葉の本棚、と横並びの本棚を見たときはなんだか気味が悪くなり、「この本屋にお金は出さぬ」と思ってしまった。


あ、そろそろお酒出さないと。
というか飲まないと書けねぇ。


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