刈払機の安全衛生講習を受けに
少し夏の暑さも和らいできたのではないでしょうか。
秩父は朝晩は少し肌寒いかな?と感じる日もあったり。秋の虫の声も大きくなってきました。
暑さは和らいできましたが、雑草っていつまで絶好調で育つんでしょうか。
雨が降ったり日が照ったり。気温が少し落ち着いただけで、成長しやすい環境なのかしら、と。
畑の方は肥料をそっと置いたりしたからか、季節的なものなのか、綿たちが急に大きくなったような。
綿で日陰が出来るおかげか、地道に抜いてるおかげか、綿の周りはいくらか雑草が減っております。けどそのさらに周りはムクムクと雑草が伸びております。
今年の雑草退治は天使様たちにたくさん助けられてしまいました。畑を借りているご主人が、例年通りにシルバーさんに依頼をしてくれてたんですね。おかげさまで、ほんとにほんとに助かりました。熱中症にならなかったのも、全て天使とご主人のおかげ…
私が鎌でワシワシ削ってるのを見て、ほれ、やってやるから下がってなさいと…刈払機、ほんと文明の力って凄いって思いました。速い。ほんと速い。
優しくして頂くと、このまま甘えてばかりはいられないぞ、と感じたりもするものですね。私もあの機械使えるようになりたい、と思ったのです。
(私がやっちゃうと、シルバーさんたちの仕事を奪う事になるのでは?という疑問もあって、その辺りは畑のご主人とも相談してみようと思っております。)
刈払機、草刈りの機械。これ、なかなかに怖い刃がついてるんですよね。ホームセンターで購入して、使えばいいだけなのかもですが、役場の方から講習会参加を促されました。
私が住んでいる秩父郡横瀬町からだと、熊谷か深谷で受けられるところが近そうで、深谷の農林公園に受講しに行きました。主催は埼玉県木材協会。2〜3ヶ月に1度のスパンでやっているようです。
時期を待てば秩父地域で講習もありそうだったのですが、草の成長の早さが恐ろしくて、早い方がいいかな、と。
午前は9時からテキストを使った座学。
午後は実習と動画で復習。
解散は16時頃。けっこう長丁場です。
実習は実際に刈払機を使用して、木の間を刈り払ってみました。参加者全員が5分程度、刈り払い機の練習をさせてもらえました。
刈払機は用意が3台あって、チップソー(円盤状の刃)のタイプ2台とナイロンコードのタイプが1台。
講習内でチップソーの事故例を聞いていたのと、実際現場でつかうのもナイロンコードのタイプかなと思ったので、そちらで練習をしました。
チップソーの代わりにこんなナイロンコードがぴょんと飛び出たヘッドがついてます。これが高速回転して草を刈り取る、と。
チップソータイプとナイロンコードタイプ、同じ場所で刈り取った後の様子を見比べると、ナイロンコードの方が地面ギリギリまで刈り取れていました。
ただ、太めの雑草や木の幹はナイロンコードじゃ切れないので、その時はチップソーじゃないないと。刈り取る場所でヘッド交換して使い分ければいいですかね。
実習で下手だったらダメとか、試験があるわけでもないのですが、講習を受けると修了証がもらえます。
表は写真も入っていて一見すると免許みたいです。車とちがって、これがなくても、刈払機を使用する事は出来ますが、講習を受けたよ、という証明ですね。仕事で使う人は、これがないと労災が下りなかったりします。
個人的には練習ができたことと、どんな事故があるのかがしっかり分かったのが良かったです。
キックバックってこんな感じだよ、と講師の方が木の幹に高速回転してる刃をぶつけて、刈り払い機が後ろに吹っ飛ぶ様子を実演してくれたのですが、めちゃくちゃ怖かったです。
盛り気味に吹っ飛ばしてくれたんだと思いますが、これはダメだと思いました。
刈払機の作業者を見かけても、迂闊に近寄ったらダメです。切り株とか雑草で隠れてたら見えないし、吹っ飛んできた刃でザックリやられたら…考えただけでゾッとします。
農林公園自体は今回は堪能できませんでしたが、近くにヤギを発見しました。
夏休みということもおり、梨狩り、ブドウ狩りに来た家族の姿もチラホラと。
直売所もありましたし、噂によるとうどん屋さんとジェラート屋さんも美味しいとか…
どれも楽しめてないので、また改めて伺おうかと思います。
場所のおかげか集まった人のおかげか、実習も和気あいあいとしてました。先生だけでなく、周りのおじ様方からも作業のコツとか買う機械のアドバイスもたくさん貰いました。皆さま、ありがとうございました!!
これを機に、刈払機を買って存分に草刈りしたいと思います!