両方、比べたい。
梅雨が明けて、すっかり夏。猛暑酷暑が続いていますね。
天気の子、やっと観てきました。こちら、ぜひ夏の間に観ていただきたい。いや、秋でも冬でも良いんですよ。良いんですけど、オススメは夏です。真夏に観たい作品だな、と私は思ったのです。次はポカリスエット飲みながら観たいです。
隣で鑑賞する夫に、何度も二度見されるくらい謎のタイミングですら鼻をすすり、自分でもよく分からないまま、おいおい泣いていました。
前作の君の名はに続くスピード感、展開の良さ、伏線の回収。あざとすぎてイライラするくらい、まんまとハマる。
是非、夏の間に観てほしい。私ももう一度夏のうちに観たい……。
さて、天気の子の話はさておき。
梅雨が明けると、畑の植物たちが目覚めていく感じがしています。
前回のnoteで開花していた和綿の花に続き、貰い物の種を植えていた米綿の花も咲きました。
こんなに小さいのに。20センチくらい?種まきが遅かったから、梅雨が長くて全然背丈が育たなくて。心配していたけど、なんとか花が咲きました。
こちらの和綿も順調にポコポコと開花しています。
米綿と和綿。花の様子が違うのわかりますか?
↓米綿
↓和綿。
写真がやや分かりづらいですが、お花の向きが、上・下異なるんです。
米綿は上向き。
和綿は下向き。
花が終わるとコットンボールが同じ向きに育ちます。雨が多い日本で、上向きになっているとコットンボールの中に水が溜まりやすくなるのです。
水が溜まると綿が水分を含んで固まってしまったりカビてしまったり。
だから下向きに花のつく和綿の方が日本の気候には適しているとか。
ひとくくりに綿と言っても生態に違いがあるのが面白いなぁと思っています。
どちらもこのまま綿の実が弾けるといいのですが……。
違いといえば、6月から農業体験塾というものに参加させてもらっています。
自分で見様見真似でやっている畑とはうってかわって、こちらはアクティブシニア事業のひとつ。横瀬町では町役場の健康づくり課がちちぶJAさんを講師に迎えて、シニアの方々と農業体験塾をご一緒させていただいています。
6月は土作りについての座学。肥料や農薬についても学びました。
7月は苗づくりについて。ブロッコリーとキャベツの種まきをして、苗を育て始めました。
この、育て始めた苗の管理をお手伝いさせてもらっています。
キャベツの葉っぱって、最初からベビーの頃からキャベツの形だ❤️とか言ってトキメイたりとかして。
いや、ブロッコリーの葉っぱとキャベツ似てない?似てるよね、とか思ったり。
キャベツの葉っぱの方が、少し立体的に丸いかな。どちらも可愛い。育つ姿を見守るのって楽しいですね。
育てていく中で、どうしても虫食いが。
農協さんが講師ということもあり、規定量の農薬の使い方なども教えて頂いています。
農薬は使いたくないけど、そういう選択肢もある、というのを学びたくて。国で規定されている農薬の使用上限とか。
一方的に農薬が悪いという話ばかり聞いてきたので、農薬の恩恵って何?とか。
実際、このキャベツとブロッコリーの苗、虫食いが発生して、プレバソンという農薬を撒いて、5日くらいは虫がついていました。
即効性はないんだなぁというのが少しビックリしたかも。少しずつ、気が付いたら虫がいなくなりました。
プレバソンを撒かなかったら、どうなっていたかは不明ですが、体験塾に参加されてる方が同じ日に同じやり方でブロッコリーとキャベツの種まきをしたところ、1ヶ月も経たないうちに虫に喰われて全滅したとの事。
環境も違うし、やられた虫の種類も同じかわかりません。だけど、苗が出来なきゃ畑に移植も出来ないので、虫対策は色々やってみたいところです。
虫がつかないと思われがちなハーブのミントですら、アブラムシ沢山つきますからね。
水洗いしてもなかなか取れなくて、どれだけ手間がかかるのかしらと思います。
無農薬栽培されてる農家の皆さま、本当にありがとうございます。感謝と尊敬しかありません。
最近育て始めた白菜たち。
種まきして翌々日には一斉に発芽。
カマキリも訪れたり。
虫食いを恐れてカマキリを勇気を出して畑に逃がしたけれど、本当は葉っぱを食べちゃう虫を退治してくれる益虫とのこと。これからは仲良くしたいと思います。
和綿と米綿。
農薬使用と無農薬。
わるい虫とよい虫。
都心のビル群暮らしと、自然豊かな暮らし。
そんなことを比べて感じることが色々あります。
どちらもメリットデメリットがあって、両者に言い分があって。
どっちが良いとか悪い、正しいとか間違いではなく、フラットに見られる目を養いたいなぁと思うのです。