ピアニスト金子三勇士のハンガリー料理Vol.4〜伝統料理Part1〜牛肉のパプリカ煮、 通称 「グヤーシュ」
「グラーシュ」や「グヤーシュ」として知られ、ドイツやオーストリアのレストランにもよく「地元の味」として登場するメニュー。牛肉とパプリカを煮込んだ香りと色彩豊かなメインディッシュとして日本人観光客にも人気の一品です。
しかし、皆さまはご存知でしたか?この「グヤーシュ」はドイツ料理でも、オーストリア料理でもなく、実はハンガリーの伝統的な家庭料理なんです!Gulyás→単語の意味「牛飼い」も完璧なハンガリー語なんですよ!
しかも!この「グヤーシュ」オリジナル料理はシチューのようなメインディッシュではなく、スープなんです!というのも、皆さまが「グヤーシュ」として思い浮かべる赤いソースがかかった牛肉のメインディッシュは別の名前が付いています。その名前がこちら:Marhapörkölt
皆さま読めましたでしょうか?笑
カタカナで書くのは中々難しいのですが、こんな感じです「マルハプルクルトゥ」
これはさすがに覚えにくいですよね?笑
この料理が通称「グヤーシュ」として世の中に広まったのも無理がありません…
さてVol.4 Part1の今回はこのメインディッシュとしての本格的なハンガリー料理、牛肉のパプリカ煮込み「Marhapörkölt」のレシピを写真付きでご紹介致します!後日掲載予定のPart2では少しクリーミーな鶏肉バージョンを取り上げて参ります!
Marhapörkölt (6〜8人前)
材料
・牛肉 800g〜1kg (さしの入った和牛よりもオージービーフの赤み、モモ肉やスネ肉のかたまりがオススメです)
・玉ねぎ 2個
・ニンニク 2片
・小麦粉 大さじ1
・セロリ 1本
・パプリカ(赤) 大1個
・トマト 1個
・サラダ油 大さじ4
・パプリカパウダー 大さじ3 ✳︎
・クミンパウダー(任意)少々
・赤ワイン(料理用でOK)200cc
・コンソメ1個(4g)
・水200cc
・塩
・胡椒
✳︎ハンガリー産パプリカパウダーは以下のサイトより購入可!
ここから先は
¥ 300
記事をお読みいただきありがとうございます!もしもサポートをいただけましたら、今後の運営費に活用させていただきます。またその一部をCovid患者受け入れを専門とする医療機関に寄付させていただきます。