ADHDの怒り。
私は今日父親と喧嘩しました。
私も父親も発達障害を持っています。
発達障害の特性として感情の起伏が激しいことが挙げられます。
これは発達障害の中でもADHD(衝動性・多動性障害)と呼ばれるところに当てはまります。
普通の人なら徐々にイライラしてどうしようも無くなって爆発する所を私たちはすぐに沸点まで達し感情的になってしまうのです。
これは生きていく上でとても不利なことです。
そしてこの部分で相当苦しんでいます。
大事な人すら傷つけてしまう。
時には手を上げることもしばしば。
私の考えるその構図はこんな感じです。
感情を言葉にするのがうまくできない
↓
うまくその気持ちをあらわせれない
↓
行動にはしる
↓
物に当たるなどの行為につながる
この問題に対しての解決策をさんざん試行錯誤を繰り返し、色々試してみてはいるのですが実際今もどう対処すればいいのか悩んでいます。
それくらい発達障害の人は難しく、この生きづらさの中で一生懸命生きていることを知ってもらいたいです。
そして今回私は父親と喧嘩したことにより、自分を鏡越しに見るような感覚になりました。
私は今まで父親と一緒に暮らしておらず、自分以外で発達障害の人と関わる機会もあまりありませんでした。
なので今回の喧嘩は特にとても新鮮で驚きもありました。
感情的になっている父親の姿を見て、何より客観的に見るとこういう感じなんだって初めて感じることができたのです。
それは父親にとっても同じだったようで、お互いが色んな気づきがある喧嘩でした。