語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記17〜実家篇〜

順調に実家の片付けを進めております、Gerryです。
物置として使っている蔵の中身は８割がた処分したんじゃないかな。ずいぶんとスカスカになりました。

ここまで片付くとクモの姿もすぐに発見できます。ま、見つけたところで退治することはできないんですけどね。怖くて近くに行けないもの・・・。

で、

そんな中、今回のお片付けで発見したのは賞状です。

ただの賞状じゃあありません。

祖母の弟（大叔父っていうのかしら？）が叙勲された時に頂いたものらしいです。

大叔父はおそらく第2次世界大戦で召集されて戦死しています。祖母のたった一人の弟でした。

彼の戦死を受けての叙勲だったんだと思うのですが、賞状の日付が随分と後になっています。まぁ、多くの兵隊さんが亡くなっていますからね。それだけ時間がかかったということなんでしょうか・・・。詳しいことを知る人がいないのでよく分かりませんが。

勲八等白色桐葉章くんはっとうはくしょくとうようしょうは明治8(1875年)に制定された、「国家又ハ公共ニ対シ勲績アル者」に授与される勲章です。

検索したらAIが教えてくれました

受け取ったのは祖母だったんでしょうか。くるくると丸めて紙袋に入れて、そのまま蔵の中にしまわれていました。ずいぶん雑な扱いです（笑）。端っこには虫食いの跡もあります。丸まっているのを元に戻すのも大変でした。

大日本国璽というのがものものしいですね。

時の内閣総理大臣は佐藤栄作氏だったんですね

これは大事に保管しておくことにします。

今、私が住んでいるところには護国神社があります。祖母は毎年夏になるとここへ来ていましたから、大叔父はきっとここに眠っているのでしょうか。

当然ですが、大叔父には一度も会ったことはありません。顔も見たことがありませんでしたが、幸い今回の片付けで古い写真が出てきました。結婚した時に撮られた写真です。

少しだけ身近に感じられました。

親戚のおじさんが一人増えたって感じですね。

お片付けをしなかったら会えなかった人です。

ちゃんとお片付けをしてよかった！！

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

お片付け、まだまだ終わりそうにありません。