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語学オタクのアラ還主婦の夏みかん仕事

こんにちは。

実家の畑に夏みかんの木がポツネンと立ってます。毎年たわわに実ります。

美味しそうですが、食べられません。

だって・・・・・

めっちゃくちゃ酸っぱいんですもの。

畑の端っこで誰にも世話をされずにひっそりと立っている夏みかんの木。

とにかく酸っぱいです。猿も盗っていかないです笑笑。

しっかり追熟させて、いた実に蜂蜜をかけて、なんなら食べる直前に砂糖をかけたとしても

口が曲がるほど酸っぱくて食べられません。

その昔、つわりで酸っぱいものが食べたくなった祖母でさえも、酸っぱすぎて食べられなかったという強者つわもの、いや曲者くせものです。

ですが、皮を剥いて刻んで作るマーマレードにしてしまえば食べられます。

・・・ということで、ここ15年ほど、年が明けると夏みかんを収穫し、せっせと皮を剥き、刻んで砂糖と一緒に煮てマーマレードをこしらえています。

実家の畑では肥料などやっていないし、農薬も使っていないので、まあまあオーガニックな感じです。

さてと

収穫した夏みかんをしっかり洗います。

タワシでゴシゴシ洗います

皮を剥いて、実は絞って果汁だけ使います。

皮をひたすら刻んで水にさらします。

今年の夏みかんは皮が薄い気がします
おかげで刻むのが楽でした

2晩水にさらしたあと、下茹でをします。

直径24cmのル・クルーゼのお鍋が
いっぱいになります

あとは砂糖と果汁と一緒に煮るだけです。タネは袋に入れて一緒に煮ます。ペクチンが出るのでとろみづけになるんです。保存期間を長くするため、砂糖は多めに使います。1年は冷蔵庫で保存できます。

艶が出るまで煮詰めます

果汁が多い時には、煮詰めている途中の果汁をゆる〜くゼラチンで固めて、オレンジ・ジェリーも作ります。これはヨーグルトと一緒に食べると美味です。

フルフルのゼリーです
そのままだと甘すぎるので、ヨーグルトに
入れて食べます

熱々のマーマレードを煮沸消毒した瓶に詰めて、逆さまにして冷まします。

いろんな空き瓶をとっておいてあります

こうするとすっかり冷えた時に蓋の真ん中が凹みます(ちょっとした真空状態なのかしら?)。開封した時にペコっという音を立てるので、なんだか市販のマーマレードみたいです。

ラベルを作って貼って、出来上がり!

marmelade d’orange
2025.1.31

今年はやや少なめだったかな。

去年の暮れに実家にやってきた庭師のおっちゃんが、勝手に(💢)夏みかんの木を剪定してくれたので、実があんまり残ってなくて。しかも、天候不順で皮の色付きがあんまり良くない。使える夏みかんが少なかったんです。

いつもより2週間ほど遅い作業となりました。

リビング中にマーマレードの匂いが広まって、とても幸せな気分になります。

毎年送っている友人の元にも発送を済ませました。実家の母にもお裾分けします。

私の夏みかん仕事。今年も無事に終了です。

ヘッダーはマーマレードを送った友人が撮ったものです。すごく素敵なので許可を得て使わせていただきました。オシャレに撮れてて嬉しい♡。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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Gerry
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