語学オタクのアラ還主婦の伊勢神宮初詣〜其の壱〜
こんにちは。今年もペーパーガイドのGerryです。ヘッダーの馬は栃木の御料牧場からやってきた神宮にいる神馬です。カメラ目線いただきました!
皆さま、初詣には行かれましたか?
私は餃子の街にいた頃からお正月は義実家に帰省し、初詣には近所の氏神さまと伊勢神宮に行っております。
こんぴらさん同様、「一生に一度はお伊勢参り」と言われている伊勢神宮に毎年初詣に行くというなんとも贅沢なことをしているわけです。まぁ、地元ですからねぇ。
で、今年も初詣に伊勢神宮を訪れました。ですが、今年は今までとちょっと違う初詣になりました・・・。
伊勢神宮は本当は存在しない!?
それはさておき、お正月の三が日はクルマの乗り入れが厳しく制限されるので、いつも初詣に行くのは4日と決めています。多少は規制が緩くなるので神宮周辺の駐車場にクルマを止めることができるようになります。とはいえ、毎年結構な距離を歩かされますけれどね。
あまり知られていないかもしれませんが、毎年1月4日は首相が伊勢神宮に参拝される日です。多少のずれはありますが、大抵4日にいらっしゃいます(これまで何度も出会しました)。今年は新年早々痛ましい出来事がありましたので参拝は延期されましたが・・・。
これもあまり知られていないのですが、伊勢神宮というのは通称です。これも通称である内宮と外宮、その他123ものお社を合わせて伊勢神宮、またはお伊勢さんと呼んでいますが、正式名称は神宮です。
したがって伊勢神宮と書かれたお守りは存在しません。内宮でいただいたお守りには内宮とだけ記されています。
内宮は正式には皇大神宮といい、天照大御神をおまつりする我が国で最も尊いお宮とされています。また、外宮は正式には豊受大神宮といい、天照大御神のお食事を司る神の豊受大御神をおまつりしています。
・・・ということなんですよ。ガイドブックなどを読めば書いてあることなんですけれどね。実は、伊勢神宮が近すぎて、今までは大した知識もなくただ漫然とお参りに行っていたので、今回はちゃんと勉強しただけのことです。それにしても知らないことが多すぎる・・・。元三重県民として恥ずかしい。しかも全国通訳案内士なのに・・・。あぁぁ。
詳しいことは神宮のHPに色々と書かれているので参考になさってください。
入り口付近でもらえる神域案内図には英語バージョンもあります。どんな風に書かれているのか読みたかったので1部もらってきましたよ。
外宮と内宮はかなり離れているので、移動にはバスかクルマが必要です。しかも、お正月は渋滞もあってかなり時間がかかります。今年もまんまと渋滞にハマりました。混雑する時期に行かれる方は時間に十分余裕を持ってお出かけくださいね。
外宮、内宮でのお参りの作法
さて、いつもは外宮の鳥居をくぐり、正宮まで行ってお参りしてすぐに内宮に向かうのですが、今年はいつもと違う初詣です。周辺にある別宮にも行ってきました。風宮、土宮、そして多賀宮です。最後の多賀宮は豊受大御神の荒御魂(強く勇ましい状態になっている魂)がおまつりされており、個人的なお願いはここでするのが良いとされています。
二礼二拍手一礼、というお参りの作法は皆さますでにご存知ですよね。
豊受大御神がおわします正宮ではお願い事をするのではなく、神様に日頃の感謝を述べ、個人的なお願いは先述の別宮でするのがよいとされているそうで。
今の今まで知らんかった・・・・・・・😩。
外宮の後にお参りする内宮でも同じです。正宮では天照御大神に感謝を述べ、個人的なお願い事は別宮の荒祭宮でするのがいいそうです。
絶対そうでなきゃダメってことはないのですけどね。(神宮のHPを参考にしてください)。
そうなのか・・・。
今までそんなこと一切無視してお参りしていたよ。今年は荒祭宮にもお参りしたけれど。
無作法者で申し訳ありませんでした🙇🙇🙇。もっとちゃんと勉強して出直します。
これまでのことはさておき、今年は外宮と内宮の正宮で「とにかく世界が平和になりますように。どの人も笑顔になれますように」と全力でお願いしてきました。
疫病、戦争、天変地異、事故・・・。
もうたくさんです。
そろそろ神様が本気出してなんとか納めてくれないでしょうか、とお祈りせずにはいられませんでした。
お参りの次は・・・
さぁ、お参りが終わったら後に待っているのは食べ歩きとショッピングです。
内宮の門前には「おはらい町」その先には「おかげ横丁」があり、食べ物屋さんやお土産物屋さんが軒を連ねています。例の感染症が下火になってきているので、これまでの賑わいを取り戻していました。
続きは次回で。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。