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語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜其の三〜

こんにちは。ペーパーガイドの旅人Gerryです。

羽田からドーハ経由でようやくダブリンに到着。いやはや遠くへ来たもんだ・・・。南回りのヨーロッパは本当に遠い。


アイルランドってどんな国?

第一印象は・・・

空港から外へ出て、市内へ移動するためのバスに乗ります。ターミナル1のすぐ近くにAirCoachというバスの乗り場とチケットオフィスがあるので、チケットを購入。少し古いガイドブックなどには現金のみという情報がありましたが、今ではちゃんとカード払いOKです。

バスを待っている間、空港の周りをぼんやり眺めてると、なんだか日本の地方都市に来たみたいです。こぢんまりした空港、雑草の生えたロータリー、さほど多くない乗客、右ハンドルのクルマ。ダブリンってアイルランドの首都だよね?と確認したくなるようなほのぼのした雰囲気でした。

空港から市内へは移動手段がバスしかありません。Dublin ExpressとAircoachという高速バスが2社、あとはDublin Busという普通の路線バス。路線バスは安いけれどスーツケースと共に乗るのは大変なので、片道€7のAircoachを利用しました。市内までは30分くらい。スーツケースを収納する場所もあり、なかなか快適。往復チケットを買えば割引もあります。ネットで切符を買うこともできます。

空港への往復にお世話になったAircoach

信号無視は当たり前

アイルランドも右ハンドル、左側通行なので日本と同じ。道路を横断する時も、まずは右側から来るクルマに気を付けるのも日本と同じ。

信号も横断歩道もあります。もちろん。でも、クルマが来ないとすかさず横断を始めます。みんな虎視眈々と横断のチャンスを狙っているみたいです。小さな子どもの手を引いたお母さんも、赤信号で堂々と横断します。

ま、それほど交通量も多くないってことなんですけどね。

そういえば海外旅行用の保険に入ってなかったよなぁ(保険には入っておいたほうが絶対安心ですよ!)、こんなところで怪我でもしたら大変だよなぁ・・と思いつつも、到着したその日のうちに横断歩道を赤で平気で渡っているGerryでした。しっかり郷に従っておりましたね(笑)。

スーパーのお惣菜で夕食

晩ご飯どうする?
飛行機の中で変な時間に食事してるので、あんまりお腹も空いていない。せっかくだから現地の人たちが食べているもの食べたいよね?

食材を安く手に入れるには、地元のスーパーに行って食べ物を買ってくればいいじゃん!!ということで、早速夕飯を仕入れにMarks&Spancerへ。ここはちょっと高級なイオンみたいなお店(例えがビミョー・・・)。洋服コーナーの奥にフードコーナーがあり、野菜やパンや飲み物などが売られてます。

ここでパン、ヨーグルト、フルーツ、サラダ(お肉も入ったガッツリ系)などを買い、ホテルへ持って行って食べようということになりました。

見たことのないブランドのヨーグルトや、いろんなフルーツが少しずつ入ったパックとか、日本のスーパーではお目にかかれないものばかり。楽しみだねぇ〜〜と帰る途中ではたと気がついた。友人と目を合わせる。

お箸とかフォークとか、もらってないよね??

そんなもの日本から持ってきてないし、お店ではもらえてないし、どーすんだ??
日本ならコンビニや100均に行けばすぐに手に入るけれど、見まわしたところ周辺にはない!!セブンイレブンもない!DAISOも見かけなかったなぁ。
途中の他のスーパーにも寄ってみたけれど、プラスチックのカトラリーは置いていない。店員さんにも尋ねたけれど扱ってないと言われたよ。

まじか・・・・・。ヨーグルトは手では無理・・・💧。

たまたまホテル近くにあったアジアン食材のお店をのぞいたら、紙皿と紙コップ、木でできたカトラリーが2人分入ったセットが売られてました。€6くらいしたのかな。高いけれど背に腹は変えられない。やむなく購入。日本なら€1でちょっとしたカトラリーが手に入るのに・・・😢。ここまで脱プラが進んでいるということなのかしらん。それならそれで素晴らしいことですよね。ちょっと反省。マイ箸持ってくるべきでした。

現地で食材を調達しようとしている皆さま、マイ箸マイスプーンお忘れなく!!

静かな街、ダブリン

首都であるダブリンですが、高層建築が厳しく制限されているということで、古いい街並みがしっかりと残されています。タワマンなどはもちろんありません。地下鉄はなく、市内にはバスと路面電車が走っています。交通量もそれほど多くないので(信号無視できるレベル)町全体がとても静かな感じがしました。

2階建バスも多く走ってます


Luasという路面電車が走ってます

農業と酪農が盛んということなので、国全体がなんとなくのんびりした感じなのかな。都会の喧騒、という言葉が全く似合わない首都ダブリンです。

どこの観光地に行っても集団で大きな声で話す国の人々がほとんどいない、というのも静かな印象の一因かも。日本語を話す人にはついぞお目にかかりませんでしたね。

ウイスキーの国

アイリッシュウイスキー

農業と酪農の他に有名なものといえば、言わずと知れたアイリッシュウイスキー。
今回の旅の隠れた目的がこのアイリッシュウイスキーです。シングルモルトのアイリッシュウイスキーを現地で飲んでみたい!

もっと時間があれば蒸留所などを見学したかったのですが、今回はそこまでの時間がなかったので、ウイスキー博物館なるところに行き、ツアーに参加してきました。係の人がウイスキーの歴史や変遷などについての話をしてウイスキーについて学んだあと、3種類のウイスキーの試飲ができるというもの。チケットは日本円で3550円。

ウイスキー博物館の中

普段は水割りにして飲むことが多いウイスキーですが、今回の試飲はストレートで。口から喉の奥にかけてウイスキーの香りがブワッと広がります。3種類飲んだ中の1つは、甘い樽の香りがする、今までに味わったことがないようなものでした。スコッチとは全然違う、スモーキーな香りがしないフルーティーな味わいでした(右から2本目)。

テイスティングをしたウイスキーたち

博物館を出てすぐお隣にあるウイスキー専門店でさっそくアイリッシュウイスキーを購入。帰国後調べたらAmazonや楽天でも購入可能でした(笑)。
ま、現地で買ったというのが大事ですからね・・・。
味の感想はまた後日、どこかで。とにかくまろやかなシングルモルトウイスキーです。ロックがおすすめ。

THE IRISHMANというわかりやすい名前のアイリッシュウイスキー

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回はアイルランドで行われた結婚式についてです。

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Gerry
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