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夏の宵をみんなで楽しむサマーイブニングイベント| MIYOTA YARD MARKET 2023&ローカルワークショップ| #04

こんにちは、ミヨタデザイン部です。

8月6日に開催した『MIYOTA YARD MARKET』は、浅間国際フォトフェスティバル期間中のMMoPを会場に実施しました。

2021年よりスタートした『MIYOTA YARD MARKET』も今年で3年目。例年に引き続き、マーケットと合わせて、クリエイターによるデザインワークショップも行ないました。さらにこの日の最後には、ジャズ&ファンクのライブ、スティールパンの生演奏や影絵のパフォーマンスを披露しました。

夏の宵を感じられるサマーイブニングイベントとして盛りだくさんの内容でお届けした1日をレポートします。

庭先で隣人たちにおすそ分けするようなマーケットと、親子ワークショップ

御代田界隈で活動するみなさんに出店いただいたマーケットには、タイ料理の『ナムプン』や玄米おむすび『たんぼね』などのフードから、『CORNER SHOP MIYOTA』からは地元のクラフトビールやコーヒーなどを、そして地元の花屋『chihana』、地元野菜の『duca farm』、アロマの『Shuhasuu』など数10店舗が広場に軒を連ねました。


そんな中で、親子向けのワークショップ『MMoPでみんなが使えるサイドテーブルをつくろう!』を同時開催。昨年のワークショッププログラムでは、同じくMMoP内のベンチを制作したのですが、今回はそのベンチに合わせて、サイドテーブルを作りました。資材は、東御市を拠点に活動する〈木の体験複合施設・ミマキウッドラボ〉に協賛いただき、講師はミヨタデザイン部と、東信で活動する木工芸家の鴻野祐さんを招きました。

このワークショップの楽しみは、「自分でつくったテーブルを町民の誰かが利用してくれる」という、制作物を通して他人と関われるコミュニケーションが生まれるところにあります。多くの親子に参加いただき、たくさんのサイドテーブルを完成させました。

スティールパンの音楽に合わせた夜空の影絵

夕暮れからは、広場に面したミュージアム棟の前でライブパフォーマンスを行いました。

ライブデュオバンド「SMOM(スモム)」の生演奏を皮切りに、スティールパン奏者のトンチさんのライブ。そして、辺りが暗くなり始めた頃、この日のメインアクトである影絵師で、音楽家の川村亘平斎さんによるスペシャルな影絵パフォーマンスへ。

川村さんが手がける影絵は、インドネシア・バリ島の伝統影絵 ワヤン・クリットを現代的な文脈で捉え直したもので、音楽と影絵と、ユニークな語りが合わさった新たな芸能のカタチです。この夜に披露いただいた演目は【夜空の影絵 ~空飛ぶウサギとサンゴの樹~】。没入感のあるエキゾチックな音楽に合わせて、紙芝居ならぬ影絵芝居のようなスタイルで、物語が展開されていきました。

伝統影絵 ワヤン・クリット
世界無形文化遺産とされる、インドネシアが世界に誇る伝統芸能。ジャワで15世紀後半から行われている伝統的な影絵芝居で、ガムラン奏者の伴奏と合わせて、人形遣いが語り、歌をうたい、物語が繰り広げられる。

スティールパン
ドラム缶から作られた音階のある打楽器。ハンマーを使いドラム缶をへこませて音階を創っていくシンプルな構造で、独特の倍音の響きを持った音色が特徴。

会場には町内外から訪れた子どもたちを中心に、大勢の観客がその独特の世界に引き込まれていたように思います。

演目後には、子どもたちと影絵で握手! 「久しぶりの長蛇の列でした」と、川村さんも喜ばれていましたが、初めて目にした影絵のパフォーマンスに、多くの子どもたちが心を掴まれていたように思います。

協力:MMoP
連絡先:
公式LINE|ミヨタデザイン部_グループ
メール|miyotadesign.dept@gmail.com
公式Instgram|@miyota_design


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