詩「花束」

扉の向こうで
君は笑って手招きする

書いた言葉の拙さに 苦笑しながら
私は 今日の扉を開く

きっと明日は
知らない花を見つけよう
知らない道を探してみよう
君に まだ知らない景色を 見せたいんだ

探していたのは 君の言葉
今でもいつも 胸にある
他のものは何も この手の中に残っていなくても
そのひとつのために 生きてゆこう

君が私の背中を押すから
私も君に 新しい季節を送るよ

私が辿るすべてを 君のために

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水押
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