noteに書く3つの理由
最初に、noteを表現の場に選んだ理由を書いてみたい。
「アメブロで書けないことが書きたい」
これが理由だ。
わたしはアメブロにブログを持っている。(https://ameblo.jp/miyo-coasa)
更新頻度が低いわりにはそこそこアクセスがある。
順調に育ったともいえるであろう。
ブログをはじめた理由は「自己表現」であった。
自分の思っていること、感じていること、考えていること、知っていることをテキストで表現したい。
しかし何をテーマにすればいいかわからない。
選んだのが、長年悩みに悩んで情報を集めまくり、たまたま詳しかった「お金」についてであった。
そのうちアメブロでお金の相談サービスを展開することになった。このへんにいたる経緯は、意外といい加減なものである。正直、ただ何となく、「流れ」であった。
カッコつけているわけでも何でもない。会社員として少し鬱々としていたわたしにとって、テーマは何でも良かったのだ。
知っていることを伝えて感謝してもらえる。お金も多少入る。ありがたい。しかしそれによって、少々困ったことも起きてきた。
1つ目:文体による意識の差
アメブロは丁寧語で書いている。「ですます体」である。そうすると必然的に、第三者に向かって話しかけるような書き方となる。
自由に書いているつもりが、そこに誰かが存在する。現在の顧客、未来の顧客がそこにいる。
またアメブロ記事をFacebookで公開するというのが、40代以上のいわゆる起業女子という人の習いらしく、それを踏襲していたところ、コメントがつく。
ますます他者を意識してしまう。
しかし私の中で普段の思考は「である体」なのである。「である体」で思っていることをアメブロに書こうとした途端、他者を意識する。
他者を意識した途端、言いたいことが十分に書けない。わたしのブログに反応するであろうAさん、Bさん、Cさん・・・黙って読んでいるかもしれない、あの人、この人の顔が目に浮かぶ。
自意識過剰と言われそうだが、そう思うのだから仕方がない。
2つ目:集客ツールではない媒体がほしい
アメブロを使う人は集客ツールだという。集客のために文章を書くのだ。
集客という言葉自体が会社員かつSEのわたしにはなじみがなかったが、つまりはお客を集めサービスを買ってもらうため、自分の起業に対する思い、知識、サービス内容を書くのである。
時に脱線して自分のこと、趣味、生活も書く。それもサービスを提供するわたしを知ってもらうためだ。
アメブロ×Facebookはオワコンと言われるそうだが、これは案外今も機能する。自立は難しくても、副業レベルであれば、そこそこ達成できる。
しかしわたしは「書くこと」を目的にしたはずだった。ただひたすら、自分自身を表現する場がほしかったのだ。
今のわたしは、あえて不遜なことをいえば、「書くために集客している」ようなものである。
本末転倒である。
どこか別の場所で、自由に頭に浮かんだことを書きたい。
そんな思いを実現することにしたのだ。
3つ目:テーマのないことを自由に書きたい
繰り返しになるが、わたしのアメブロはテーマを「お金」にしている。お金には関心がある人が多いから、それなりに読んでもらえる。
しかし私が本当に好きなことは、お金ではない。
お金はたくさんあるといい。そりゃ助かる。
でもお金を使ったアレヤコレヤが好きなのである。そのアレヤコレヤを書き始めると止まらない。お金のことに戻れなくなる。実際、アメブロでかつてファッションのことを書きだすと止まらなくなった。
もっと好き勝手に、好きなこと、楽しいこと、思い出や今のこと、時には苦手なことを書いてみたい。自分のことを書く人は文章が下手だと聞いたが、自分のために書く場がほしかったのだ。
この3つがnoteを選んだ理由である。
なぜnoteだったのか?それはわからない。正直何でも良かったのかもしれない。
ただ自由な空気を感じた。自由がないとわたしは窒息する。今までの人生、自由のためだけに色んなことを避けてきた。自由な場で自由に書いていきたい。息がしたい。
だったら日記でいいではないかと言われそうだが、承認欲求のある、さもしいわたしにはちょっと寂しい。誰かの目に止まるかもしれないと思うからこそ、張り切って書けるものもありそうである。
ということで、自分の心に浮かぶあれやこれやを書いていこうと思う。
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