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お薦め本【「普通がいい」という病】

「普通がいい」という病
という本を読んでみた。


「普通」ってそもそも何でしょうね。

「普通」とは、単なる多数決。
・・・と、この本には書かれています。

「普通」がいちばんいい。

人って、何も考えていないときは。
無意識に、こう考えます。
そして、それを基準にして、
いろんなことを選択します。

「普通」であれば、
目立つこともない。
後ろ指をさされることはない。
人から攻撃をされることもない。

周りと一緒が、
いちばん「安全」


だから、
自分の気持ちを感じたり、
考えたりすることなく、
大多数の人がやっていることが「正しい」として、
それに従う・・・

っていうのが、
無意識の領域に、
「刷り込み」されている。


でも、こうして生きることは。
自分の本当に「やりたい」に「フタ」をして、
封じ込めていることになるんですよね。


つまり、
「本当の自分の声」を
無視している状態。


自分を「無視」し続ける・・・。


想像してください。


もし、自分が、
周りの人から、
何年も何年も。
ずっと無視され続けたら?


どんなに必死に手を振って、
「ここにいるよ」って、
声が枯れるくらい叫んでも。

誰も聞いてくれない。
目も合わせてくれない。

それどころか、
全く存在していないかのように
扱われる。


・・・これって、ものすごい、「いじめ」。


実は私。子供のころ。
こういう「いじめ」を受けたことがあって。

だから、「わかる」のですが。

相当つらいデス。


「自分のやりたい」という心の声を聴かないっていうのは、
「本当の自分の声」を無視しているということ。


大人になってから、
こんなに「いじめ」をする人は、
あまりいないと思うのですが。


「自分」に対しては、
平気でやっていることがあるってことです。
しかも、無意識レベルだから、
気づいていないことが多いと思います。

その結果、
・原因のわからない身体の不調
・うつなど、精神的な不調
が生じるのです。


じゃぁ、どうする?

「普通」であること。
「常識」という「刷り込み」に気づくこと。

深いところでの、
「意識」の変容が起きること。

逆の言い方をすると。

「不調」は、
その「変容」を起こして、
本当の自分に気づいて、
そこを生きてほしいと願う。

「本当の自分からのメッセージ」

なのかもしれません。

この本には。
ここに書いた以外にも、
心に響く「ヒント」が、たくさん。

何度も読んで、
肚落ちさせたい。

そう感じさせてくれる本。


お薦めです(^^)



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