宮城県工業高校の偏差値、倍率、受験方法、進学実績などを徹底解説!
特徴
校風
1913(大正2)年に宮城県立工業高校として誕生した伝統ある工業高校。6学科8クラスで生徒数960名の県内最大の工業高校です。「志教育」をキャッチフレーズとして、もの(技術)づくり、ひと(人材)づくり、ゆめ(未来)づくりを掲げています。
校舎
校舎は、仙台市の中心部市街地の東北大学に近い閑静な住宅街に位置し、緑豊かな学習環境に恵まれている。
体育館、図書館、クラブハウス、学食、コンピューター室、宿泊施設、テニスコート、トレーニングルーム、カウンセラーなどの施設・設備があります。
イベント
4月・・・大運動会
8月・・・球技大会
10月・・・宮工祭(文化祭)
日々の部活で鍛えた体力を大運動会や球技大会などで発揮できます。文化祭では、ドローンやVRの体験ができるなど、工業高校の特色を生かした内容になっています。
各科ではインターンシップがあり、実際に企業で研修を行うことで企業で必要なマナーやスキルを身につけることができます。このような体験的な学習を通し、将来の職業について考えを深めるとともに、職業観や勤労観を養うことができます。
各学科・コースの詳細
機械科
素材から製品の設計・製図・加工までのものづくりの基礎基本を学べます。ものづくりを通じて人間性や創造性を身につけることができます。
電子機械科
機械・電気・電子・情報に関連する分野の基礎的な知識と技術を総合的に学習し、センサからの信号によりコンピュータやマイコンでいろいろな装置を動かす技術を身につけることができます。
電気科
電気をつくること(発電)や電気を工場や家庭に送ること(送電)、そして電気を安全に使用するための知識や技術を学べます。第1種・第2種電気工事士や電気主任技術者などの電気技術者を育成しています。
インテリア科
インテリア、建築、デザイン、木工の4つの分野について専門的に学習しています。具体的には、製図の基礎、基本設計や模型制作、インテリアコーディネート、デザインの基礎である造形、デザイン技術、グラフィックデザイン、家具の制作などを学びます。イメージを形にする知識と技術を身につけることができます。
化学工業科
物質の性質と変化または環境を守る学習をし、実際にいろいろな物質を製造し、物質の性質や成分を分析します。情報技術や電気、製図など工業の基礎についても学び、化学工業製品に関わる様々な分野に対応する学習をすることができます。
情報技術科
コンピュータのはたらきと構成を理解し、プログラム言語によるソフトウェア開発やネットワーク構築、自動車や家電製品に使われるコンピュータ組み込み技術など、情報化社会に必要とされる基礎的な技術を広く学べます。
偏差値・倍率
偏差値
学科別の偏差値は以下の通りです。
情報技術科: 54
機械科: 51
電子機械科: 51
インテリア科: 51
化学工業科: 50
電気科: 48
倍率
詳細は倍率一覧をご覧ください。
卒業後の進路
令和2年度の就職・進学実績では、就職が168人、進学が129人でした。
以下は進学先の詳細です。各学科にて専門性が異なるため進学先もばらつきがあります。
専門性の高い工業系の大学が進学石と選ばれる傾向にあります。
学科 進学先
機械科
東北学院大学
日本大学
名古屋経済大学
名古屋国際工科専門大学
聖学院大学
電子機械科
山形大学
静岡大学
新潟大学
流通経済大学
東北学院大学
尚絅学院大学
電気科
東北学院大学
東北工業大学
東北福祉大学
日本大学
江戸川大学
上武大学
インテリア科
東北工業大学
千葉工業大学
仙台青葉学院短期大学
化学工業科
福島大学
山形大学
新潟大学
東北学院大学
東北工業大学
東北福祉大学
宮城学院女子大学
尚絅学院大学
千葉工業大学
明海大学
情報技術科
岩手県立大学
東北学院大学
東北工業大学
仙台大学
石巻専修大学
東北芸術工科大学
玉川大学
拓殖大学
城西国際大学
武蔵野大学
よいところ
充実した設備や専門的な実習、インターンシップによって、それぞれの専門分野のスペシャリストを目指すことができるというのが魅力的です。
県内では、宮城県工業高等学校にしかない機械もあり、より高度な知識を身につけることができるのではないでしょうか。
豊富な進路実績も魅力的です。自動車産業であれば、トヨタ自動車や日産などの大企業への就職も多く、就職を希望する方にとって非常に心強いのですね。
アクセス
〒980−0813 宮城県仙台市青葉区米ヶ袋3−2−1
JRの場合
仙台駅より市営バス・宮城交通バス「霊屋橋経由」霊屋橋下車、徒歩10分
地下鉄の場合
仙台市営地下鉄南北線「五橋駅」「愛宕橋駅」下車、徒歩15分
仙台市営地下鉄東西線「青葉通一番駅」下車、徒歩20分
参考
・高校HP
・みんなの高校