山形屋グループが私的整理で経営再建へ。宮崎もデパートが無くなりそうですね、という話。
鹿児島市に本社を置く老舗百貨店の山形屋が、金融機関の支援を受けて事業再建計画案の策定に取り組んでいることを明らかにしたそうです。
すぐに、いろいろ整理するというわけではないのでしょうが、極めて厳しい状況であることには間違い無いのでしょう。
以前、
消費者物価地域差指数 2022年 宮崎県は5年連続で全国最低。13年の統計開始以降8回目。宮崎が一番デフレの足を引っ張って来たんだな、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com)
宮崎は自分が思っていた以上に貧困化が酷い状況だと実感した話。総務省家計調査から。|宮崎県政ウォッチ (note.com)
というような記事も書きましたが、宮崎は全国のなかでも貧困が進んでいますので、高級路線のデパートなどは今後更に厳しくなることは容易に想像できます。
ことし、島根県の最後のデパートが閉店し、全国でデパートがゼロになったのは、山形、徳島、島根の3つになったそうです。
鹿児島が厳しいのであれば、宮崎で存続させるのはもっと厳しいですし、近い将来には宮崎もそういうときがきそうです。
デパートの経営もどうにもなっていない同じ場所で「にぎわい創出のデザインの検討会」とか呑気なことをやってるのもなんだかな、と思います。
河野県政が産業政策に関して無策で問題を放置してきたことの象徴的な出来事として、デパートの撤退ということも起こりそうですね。
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