敬老の日、宮崎県民の3人に1人が65歳以上に。子供増やすよりも先に、労働年齢人口を増やす政策が必要なんじゃないの、と思う件。
今日は敬老の日ですが、宮崎県内の65歳以上の高齢者は人口の3分の1を超えたそうです。
何度でも貼り付けますが、これが宮崎県の人口ピラミッドです。令和2年のものですから、更にひどくなっているかも知れませんが。
3人に2人が65歳以下だといっても、全員が労働人口ではなく、まだ高校生以下で働いていない子供なども多いため、年金受給世代の年金を 1.5人以下で支えているような状況です。もちろんそれでは足りないので、県外のの若者が稼いだお金が社会保険料として回ってきています。
やっぱり、今宮崎で最も重要なのは、生産年齢人口を増やすための受け皿となる企業誘致ではないのですかね。
宮崎県が「3つの日本一挑戦プロジェクト」を表明。相変わらず県外出身お利口官僚知事の立てて発表する目標は小賢しいな、という話。 という記事でも書きましたが、県が最重要に掲げる目標が「出生率」はともかく、「プロスポーツチームのキャンプ誘致」と「再造林」では、宮崎県が盛り返すことはできないと思います。
生産年齢人口を増やさずに出生率が増えても、結局「子供が成長するまでのコストをどこから持ってくるのか」、という話になったら、これ以上生産年齢人口の負担を増やすわけには行かないですから、老人の負担を増やすか農業の補助金を減らすしかなくなるんですよ。
河野俊嗣県政において、2期目に高卒県内就職率が全国ワーストを2年連続で叩き出してから、昨年も全国ワースト2位なわけです。
小賢しい目標を立てて、不都合なことを隠すのではなく、シンプルに宮崎県内の「生産年齢人口を増やす」という目標をたて、それに向けて政策を立ててほしいものです。
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