観光庁の補助事業に宮崎市の計画が採択。中心市街地の治安の強化もちゃんとやってくれ、という話。
観光庁の補助事業に宮崎市の計画が採択されたそうです。
この計画について、UMKのニュースで解説されていました。
総事業費が11億円ちょっとということですから、ホテルの改修などがメインでほとんど終わりでしょうか。
カジノを中心とした統合型リゾートを目指していた頃からすると、だいぶしょぼい計画ではありますが、宮崎にカジノを巨額な費用をかけて作っても、壮大な負の遺産になるだけでしょうし、このくらいの感じでちょうどいいくらいかもしれませんね。
今回の事業は宮崎市の事業が観光庁の補助事業に採択されたわけで、清山市長になってから、ふるさと納税が全国で17位にまで躍進するなどいろんなことを矢継ぎ早にやっている感じはありますね。
18日のMRTの記事では、これと連動してでしょうか、何をするにもやる気のない県外出身の官僚県知事を中心とする県に対して宮崎市内の県有地の有効利用ができるように要望を出しに行っています。
個人的な意見としては、観光業については、需要の安定性も低く、非正規労働者も多い業界で労働生産性が低い業界であるので、もうちょっと他の業界に注力すべきだと思っているので、国の予算がもらえるのであればやれば良いけど、それ以上に入れ込むべき業界でもないと思っています。
いつまで50年半世紀以上前の「新婚旅行ブーム」を引きずってるんだ、いい加減目を覚ませ、とさえ思っていますし。
それより、観光の中心に据えている西橘通や宮崎駅前の治安をどうにかしたほうが良いんじゃないか、と個人的には思います。
コロナの感染症状の分類の見直し後、最近は宮崎県内では以下のようなニュースも頻繁に流れる様になっています。
個人的な印象では、宮崎駅前もニシタチも、夜の時間帯はチンピラしかいない感じがしてあまり近づく気もしませんし、観光客も今の状態ではあまりリピートしたいという気にもならんでしょう。
宮崎県は、人工中絶の実施率や子宮頸がんの人口あたり罹患率が全国最悪で梅毒も急増している、という状況で、風俗の乱れを原因とする公衆衛生基盤の崩壊も鮮明に見えてきている中で、治安の強化も行わずに、目先の利益のために観光客を呼び込むことは、地域社会を壊していく原因にしかならないと思います。
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