実は離婚率も安定して高い宮崎県。ただし、これは県民性によるものか。
県知事選挙については、現職が勝っても、元職が勝ってもあまりいい方向には進まないだろうなとは思いながらも、それなりの関心をもっていろいろな記事を読んでみたりしています。死んだ魚の眼でですが。
Yahoo! ニュースなどもある程度はコメント欄(ヤフコメ)まで目を通してみていますが、ヤフコメではどちらかというと東国原氏が優勢のようです。それが宮崎県の有権者全体の意見を反映しているとは全く思えませんが。
ヤフコメの中には強烈な東国原氏の応援団、というかアンチ現職もいるようで、その中に「現職のせいで宮崎は離婚率も全国一位」とか書いてあるものもあって、え、そうだっけ?と思って軽くネットで検索してみました。
あまり年次推移でしっかりと分析しているものはなさそうですが、結論から言えば、常に1位ではないけれど安定して上位にいる感じではあるようです。15年間不動の1位は沖縄県ということで、案の定あまり正確な記述ではありませんでした。
そんな中で、たしかに近年宮崎県は必ず人口1000人あたりの離婚率は全国でかならず5位以内に安定的に入ってきているのは事実のようです。
出生率が全国でもいつも高水準にはあるので、これは少し意外な感じがありました。
都道府県「離婚率」ランキング【2022年】|資産形成ゴールドオンライン (gentosha-go.com)
ただ、離婚理由は上記の記事のなかにある通り
ということで、年次別で比べてみるとかなり都道府県の順位に変動があり、あまり県の政策などとは関係を見出すのは難しいように思います。
大阪や北海道・福岡も常に上位に入ってきているところを見ると、かなり県民性・地域性が関係しているように思います。
関係があるとすれば、沖縄のように安定して県民所得が低いこともありますが、それだと大阪や福岡の説明が付きませんし。
やっぱりヤフコメは眉につばを付けて見なければなりません。