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宮崎県議会選挙に過去最多の立候補者が出るらしい。

2月28日付の宮崎日日新聞の一面に、宮崎県議会選挙で過去最多の54人が出馬予定という記事が出ていました。

先日も、宮崎市議会選挙でたくさんの立候補者となりそうだ、という記事がでていましたので、それなりに県議会選挙への立候補の関心も高まっているのかと思いましたが、記事の中身をよく見てみると、そうでもありませんでした。

立候補者が多いのは宮崎市だけで、あとは無投票選挙となりそうなところもあり、定員+1 ところが多くなっています。日向が定数より二人多く立候補を予定している人がいるようですが。

宮崎市だけでなく、都城市、延岡市などでももう少し候補が色々と出てきても良さそうな感じがしますが、田舎の県議会だとこんな感じですかね。

無投票となりそうなところは、全部自民党の地盤ですし、県議会全体としては自民党が多数、という勢力図に変化はでなさそうですね。

注目点としては、宮崎市の自民党がどれだけ議席を減らさずに済むか、と言うところですか。もともと補欠で当選された方や、セクハラで裁判沙汰になっている議員もいるので、その分は減らしそうな感じはありますが。

前回の県議会議員選挙では上位当選をしていたものの、衆議院選挙での宮崎県連の対応に反発して離党して辞職した女性や、宮崎市の市長選挙に立候補経験があり市議会選挙ではトップ当選していた男性などが食い込めるかどうかというところでしょうか。

国民民主や維新の会からも公認を受けて立候補している人もいますが、この方々が現有勢力を押しのけて当選するようなことがあれば、保守王国と言われる宮崎での自民党の支持基盤も中心市で相当に弱くなっている、と判断できそうです。

まだこれから動きはあるのでしょうが、それほど大きく県政が刷新されることはなさそうです。


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