宮崎県内の企業立地の目標。前回が目標を上回ったのに、なんで次の目標は2割以上も低いんだ、という話。
先月、宮崎日日新聞で小さな記事になっていたのですが、4年間の企業立地の「件数」が目標よりわずかに上回ったそうです。雇用数については目標より1割も低かったようですが。
こういう宮崎経済に関しての目標を語る際に、「件数」を使うのは極めて卑怯なやり方だ、と 県が「企業立地」等の目標を立てるのであれば、件数ではなく、売上高(取引量)や雇用数、税収などで評価すべきだろ、と思う件。という記事で書いたのですが、この発表の追加情報が乗ったニュースが NHK宮崎の8月16日のニュースで流れていました。
件数だけ増えたって意味がないですし、またゾンビ企業予備軍が増えただけと言えるかもしれませんよ。雇用数が全く目標に届いていないのは問題だと思いますけど。
これは、ソーラフロンティアが撤退した跡地に来るだけですからね。件数としてはプラマイゼロ、で計算すべきですし、雇用数もソーラーフロンティアで失われた分を引いて考えるべきです。
なんで前の4年間で「159件の立地に成功した」、と高らかにアピールしてるのに、向こう4年間の目標2割も減らしてんですか。
何もしなくても実現できそうな楽な目標を掲げて、
「皆さん、よく頑張りましたね、パチパチパチ」
って感じでしょうかね。
県内からの若年年齢の人口流出などがある中で、不当に低い目標を掲げて、それさえも達成しなければ隠そうとするような態度であるならば、県が発展するわけもないじゃないですか。
何度でも貼り付けますが、宮崎県の人口推移と人口ピラミッドってこんなのですよ。
これを行政のトップの河野知事が承認しているのであれば、やっぱり余所者の官僚知事ではその県に対してのなんの熱意もない人物だ、と言い切ってしまっても良いでしょう。
この県政があと3年半も続くのかと思うとげんなりします。今となってはスーパークレイジーくんのほうがマシだったかも、とさえ思えてきますねw
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