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miyayou
2022年1月8日 18:42
「クワはこう持って、こう振る」と一体のロボットは言った。そばにいる一人の人間がうなずく。そしてぎこちない手でクワを振り大地をたがやす。その手足は弱々しい。「教えられるのは、今年までだよ」「来年はもういないんだな」「来年から宇宙に行くんだよ。僕たちはもう人間を手伝えない」 ロボットは空を見上げた。そのまなざしは夕暮れの雲を超えて、さらに高きをみつめていた。「星の彼方へ、行くんだな