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【3Kイメージを変えよう】本当はすごい!建設業の役割5選
建設業の採用活動は難しい。
なぜなら、3K…"きつい・汚い・危険"のイメージがいまだに強いからです。
建設業界は薄給で休みもなく、命の危険があり、怒鳴ったり殴られ、仕事は見て盗めと言われて教えてもらえない…あと汚職とか犯罪とかあるんでしょ?
怖すぎ…
そんなイメージが令和の今も拭いきれていないのが現状です。
ブルーカラーはホワイトカラーに比べて下に見られるなど、良くない扱いもされています。
建設業界の労働環境は劣悪だった時代は長く、その時代のイメージが残り続けているのです。
しかし、現在では労働環境や給与・週休二日制の確保など、国をあげて大改革を行なっています。
また、最新機器の使用やIT技術、アプリの導入などでよりスムーズに仕事を行えるようになってきており、従来の作業量をグッと減らして効率化ができるようになってきています。
建設業は肉体労働が主ですが、従業員の健康と安全を守り、仕事とプライベートどちらも充実させる働き方を掲げる建設会社様が多くなってきています。
そして、建設業は社会の根本を支える仕事。
私たちが生きている環境は建設業があってこそなのです。
今回は、そんな土木・建設業の役割をご紹介します✨
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①建物や道を造る
私たちが普段何気なく歩いている道、住んでいる家、利用している建物、透橋、目にみえるもの全ては土木・建築業従事者によって造られたものです。
建造物のない森の中や海のど真ん中にいない限り、目に映るものには必ず土木・建築は存在します。
また、水道やガス、電気、その他生活インフラもまた建設業の方々、そしてインフラ事業者の方々が支えています。
私たちが当たり前に生きて、当たり前に利用しているものは建設業従事者の方々がいなければ成り立ちません。
凝ったデザインの建築物も、人々が住んでいる街も、見ることのない地面の下や海の中も、建設業を担ってきた人々が地道に造り続けてきた集大成なのです。
北海道大学教授 上田田門氏「土木と建築と統合」
https://committees.jsce.or.jp/editorial/system/files/no117-1_ueda_0.pdf
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②災害対策
洪水被害を抑えるための河川の護岸工事や、崖崩れ・落石・雪崩防止柵の設置、そのほかにもさまざまな災害対策を施工しています。
過去の被害をもとに日夜研究が行われており、災害が起こっても最小限の被害に留められるよう技術を研究し続けています。また、これらは自然環境に対して行われるため、自然環境や生態系を破壊しない工法や施工の研究も行われています。
災害対策は、過去の災害事例を教訓に行われていることが多いのです。現在の建築物の耐震基準なども、関東大震災や阪神淡路大震災、東日本大震災などからたくさんのことが見直されてきました。
災害は、人の想定をはるかに凌駕することが起こりえます。過去の教訓から、次の被害を最小限に抑えられるように日夜研究を重ね、施工を行なっているのが土木・建築業界なのです。
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③災害復旧
災害による被害が起きたとき、警察・消防・自衛隊の方々と共にいち早く現場に駆けつけるのも土木・建設業を担う方々。
警察や消防・自衛隊の車両が現場に急行できるように、一車線でもとにかく通れるように道路機能を回復させるのも建設業の重要な役割なのです。
それらを含め、現地の被害を早急に把握・分析、迅速に復旧を行なっています。
インフラや環境を回復させ、地域の人々の生活と安全を守る重要な役割を担っています。
日本の災害復旧工事は世界的に見ても復旧のスピードと技術は高く、2011年に起こった東日本大震災で崩落した常磐自動車道を6日という驚異的な短期間で復旧したことが世界中を驚かせました。
スピードが速いからといって、簡易的な処置を施したわけではなく、正攻法つまり建築基準に則った基本的な工法で下地から行ったのです。
また、2024年1月に発災した能登半島地震において、本数も少なく山の合間をつなぐ道路の崩落や分断の復旧、そして能登半島全域という途方も無い広範囲の上下水道の点検・修理工事は、およそ半年という驚異のスピードで行われました。
半年も!と思うかも知れませんが、能登半島は面積の90%近くが山なのです。その山をぬうように、細々と道があります。その道は集落と集落を唯一つなぐ道であったり、林業や田畑の管理をするための山道です。
都会の街中のように、道路はどこにでもあり迂回路もあればどこにでもいける、なんて地理ではないのです。
たった数本の道路と、そこから分岐する小さな砂利道、それらは全て山に挟まれていて、そんな道路が至る所で崩落し、土砂で埋まり、陥没している。
そんな状態をたった数ヶ月で両側通行可能にしてくださったのは、まぎれもなく建設会社の方々に他なりません。
私は石川県出身ですが、能登の地形、地理を考えても「遅い」などと批判することなど一切できません。むしろこの短期間でよくここまでやってくださった…と心から感謝を捧げています。
震災、そして豪雨による水害と立て続けに災害に見舞われている能登に対し、全国の建設事業者様やインフラ事業者様が連日連夜作業を進められています。
いち石川県出身者として、そして建設業に間接的にではありますが、関わるものとして、この場を借りて感謝の言葉を述べさせてください。
本当に、本当にありがとうございます。
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④地域貢献
建設会社の多くは、清掃活動や雑草の刈り取りなどの環境美化活動、除雪作業などのインフラ復旧、地域活性イベントの開催などを積極的に行っており、地域に寄り添い貢献しています。
建設会社は小さな工務店から大企業までさまざまですが、地域のインフラや環境整備を担っています。
また、家畜伝染病発生時の防疫活動に対する重機や資材の調達・焼埋却などの支援活動も行なっています。
災害時の復旧・復興支援においては特に地元の方々からの信用が大切になってきます。災害時は地域外の業者やボランティアなど外部の人間が多く出入りします。
そうした状況に乗じて、悪徳業者や復旧業者を装った窃盗犯による被害が発生します。
普段から地域の方々と交流を密にしていれば、そうした災害時や緊急時に信頼ができる業者・会社の人だと安心してもらうことができますし、地域の人々の犯罪被害の回避にもつながります。
地域の人々と触れ合い頼れる存在として活動することは、建設会社にとって重要なファクターなのです。
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⑤経済を支える
建設業は人々が生きていく上で必要不可欠な仕事です。
決してなくならない仕事は、コンスタンスな雇用を生んでいます。
また、建設に欠かせない資材の消費や建築車両・その他工事に必須な製品の消費によってさまざまな経済活動を支えています。
社会インフラは継続的な維持管理が必要であり、一つの建築物をとっても定期的な点検・改修作業がおこなわれます。
コンスタンスな経済活動が行われることで、建設業から関連産業に利益が生まれていくのです。
小さなネジや部材も、需要があることで生産工場に利益が生まれ、工業の発展や雇用、従業員の給与が生まれていくわけです。
私たちは土木・建設がなければ生きることはできません。
住んでいる家も、生活・交通インフラも娯楽施設も全て土木・建設従事者の方々によって成り立っています。
災害が起こった時、危険な現場で復旧作業をいち早く行なっているのも土木・建設業に携わる方々です。
人々が安心して生活する基盤を作っているものこそまさに土木・建設であり、なくてはならない大切なお仕事です。
高齢者・定年退職者が多く出て土木・建設労働者が減少する2025年問題を前に、改めて土木・建設業の役割や大切さ、働き方改革を発信していくことで、若年層へのイメージ払拭を図っていくことがとても大切になっています。
きつい・汚い・危険から、「給与・休日・希望」の新3Kを掲げ、将来は土木・建設業に就きたい!という人が増えるような環境を業界全体で整えていきたいですね。
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