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NO NOFINDER, NO LIFE!
「ノーファインダー」
ファインダーをのぞかずに撮影する手法の和製英語
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昨日の撮影の帰り道、、、名古屋城のお堀のそば。遠くにいる鳥がひと声鳴く。水面からバサバサっと羽ばたき、コッチに向かってくる姿が見えたので、「ファインダーを覗いてる時間がもったいねぇ!」と衝動と共に瞬時に構えずに撮る。
一発目がちゃんと整っていて、そのあとは柵のお堀側にカメラを突き出したのでちゃんと作例になる斜め具合になっていて良かった笑。
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垂直・水平補正は写真によって適宜する。でも、やはりこの生々しさや瞬間感も捨てがたい。だから、どっちかだけに偏らないようにしてます。
壁やシャッターを構えずにパパパっと撮ったら、まぁなるべくラインを整えた方が良いかな?くらいの感じですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1683095293355-h96FWN0TXg.jpg?width=1200)
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そうそう、僕の最初の先生は新聞社のベテランカメラマン。ボランティアでスナップのワークショップを開催してくれていて、それに参加。
「スナップ写真はアレも正解、コレも正解、草むらに手を突っ込んで見ないで撮るのもモチロン正解。答えなんか無いの」というフリーダムな先生でした。
ちゃんと「情報」を撮らなきゃならない普段の撮影からの反動だったのでしょうか笑
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ちなみに、歩きながら周りを見ながら露出を合わせています。この明るさならこのくらいかな?と。
はて、「露出補正」って何でしたっけ??
何ならいつでも撮れるようにオートでも全然良い。貴重なワンシーンを撮り漏らすくらいならば、マニュアルなんて捨ててしまおう。
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ちなみに、ワークショップで一緒に歩いている参加者には僕の魔の手が伸びます。被写体とこれくらい離れて、レンズが何mmだと、どのくらいまで写真に入る、と、レンズの距離感や画角がアタマに入っていると見なくてもある程度は撮れるはずなんです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1683095806684-kbVCsN8hlP.jpg?width=1200)
上の二枚は、僕は素知らぬ顔で被写体に背中を向けて、後ろにレンズを向けて撮っています。いつ撮られたか分からない、生々しい写真を生み出すために。
もちろん、練習すると誰でもこんな感じで撮れるようになりますが、誰も練習しません笑。ちょっと煽り気味の不安定な写真を生み出してくれるので楽しいんですけどねぇ。。。
ちなみに昨日アップした写真もノーファインダー
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ちょっとぬかるんだドロドロの地べたに膝をつくのも伏せるのも汚れちゃう。そんな時にはカメラやレンズを信じてノーファインダー。信じる者は救われる。
高騰の一途をたどるフィルムで一枚ナンボの世界じゃないし、デジタルだったら何枚失敗したって良いじゃん。失敗は成功の基であり母。撮ったら次につながります。
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ちなみに専門学生時代はフィルムでもノーファインダーしてました。危ないからアレだけど、自転車に乗りながらとかね。作例になるもの残ってるかな。
フィルムもやり、デジタルもやる。ノーファインダーもやり、ちゃんとファインダーも覗く。ナニゴトもバランスよくね。「コレバッカリヤル!」ってのは、突き抜けてしまえば良いんだけど、自分の写真への飽きも早くなるし、ちょっとアタマデッカチなのかなぁ、と。
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![](https://assets.st-note.com/img/1683096124594-LMpp83CvD8.jpg)
最後のはノーファインダーだけど一発でエレベータの枠やラインに割とピシッと合ってしまって、良いんだけど、嬉しいんだけど、スナップ感・ライヴ感・瞬間感が無くて逆にコレってどうなのよ?と。
ちょっとこうなって欲しかったよね、と笑
![](https://assets.st-note.com/img/1683097925897-Xdjs5T0zt8.jpg)
まぁ何にしても色んな手法・方法で写真を楽しんで欲しいっす。
防湿庫で眠ったまま駄作の一枚すらも生み出していないカメラやレンズには何の価値も無いですからねぇ。
せっかくのGW!カメラやレンズと仲良くして画角や距離感をシッカリと掴んで、ノーファインダー手法も是非ぜひお試しあれ!
NO NOFINDER, NO LIFE!
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![宮田雄平/カメラマン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9207854/profile_24e335f1db9941c1ad7764862cf1e139.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)