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スージー甘金 個展『THIS IS POP NAGOYA』@クリマギャラリー(矢場町)+ちょっとした思い出話
スージー甘金 個展『THIS IS POP NAGOYA』@クリマギャラリー(矢場町)
愛知県名古屋市中区栄3-25-39 サカエサウススクエア 3F
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ギャラリーHPより引用
1980 年代の「ヘタうま」ムーブメントの渦中にデビューし約40年︕
赤塚不二夫や藤子不二雄からアメコミまで、様々なマンガ的要素を取り込みながら、アンディ・ウォーホルやリキテンスタインといったPOPアートの世界観と融合させ、現代美術、マンガ、イラストレーションの領域を果敢に飛び越えて数々のユーモアあふれる名作を手掛けてきたレジェンド、スージー甘金︕
「POP」とは何かを追求し続けてきた巨匠が、2024年名古屋に降臨︕
1980 ~90年代のカルチャーに若者たちの注目が集まる今、当時のサブカル界で大活躍し、後進のアーティストに多大な影響を及ぼしたスージー甘金の新作ペインティング、カジュアルでキュートなプリント作品、そして80年代に描かれた貴重な作品、Tシャツなどのグッズにいたるまで、バラエティ豊かに展示・販売いたします︕
すべてのアートファン必見の展覧会、ついに名古屋で開催です。
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ギャラリーの場所はナディアパーク、矢場公園のすぐそば。失礼ながら、、、正直、、、こんな素敵な空間、ギャラリーがあるとは、、、初めて知りました笑
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という訳で、10数年ぶりにスージー甘金さんと再会。Facebookで繋がっているのでそんなに経ったのが信じられないくらい。。。
僕は王道の通り道だと思いますが、『ガロ』や『宝島』、そして宮田の高校時にトラウマを植え付けてくれた電気グルーヴ、そのアルバム『KARATEKA』のジャケットなどで触れた程度ですが、、、
まさか青山のギャラリーでご本人にお会いできるとは……といった感じで東京で思わず原画を購入(笑)
さて、本日は、
スージー甘金 × 小田島等
のギャラリートークイベント
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会場満員御礼!
レアな書籍や販促グッズなどを引っ提げて来場するファンもかなりいて、その都度会場どよめく。
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スージー甘金さんの弟子筋に当たるグラフィックデザイナー・小田島等さんの司会進行。
展示作品の解説をしながら、スージー甘金さんの源流や影響について、仕事の仕方・進め方などなど幅広くトークが広がる。
非常に興味深く、面白かった。。。
源流や影響でいうと、まさにちょうどクリマギャラリーのご近所さんである松坂屋美術館にて『キース・ヘリング展』が開催中。
実はまだコッチは行っていない笑
という訳で、スージー甘金 個展『THIS IS POP NAGOYA』@クリマギャラリーは10月15日(火)まで開催、明日14日までスージー甘金さんは在廊しているので、気になる方は是非ぜひ!
会期・時間:
2024年10月10日(木)- 10月15日(火)
11時30分 - 18時30分 ※最終日は17時迄
余談。Facebookの記録を辿ってみると、スージー甘金さんにお会いした10数年前はまだ専門学生でした。
それこそ矢場町にある写真専門学校にチャリで通っていた時代。
いまいち記憶があいまいで、「あの頃はピチピチの新人カメラマンだったんですよー」なんて言ってしまったが、カメラマンにすらなっていなかった。
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その時、スージーさんが語っていたことは、
「何十年もやってるけど、いまだに一本の線を描くのにも迷い、悩んでいるんですよ。たぶん、文句ナシで納得できる絵を描けたときがイラストレーター・画家を辞めるときなんだと思う」
そこから10数年。まだスージーさんは描き続けている。
たぶん、納得のできる絵を描けたとしても、とにかく楽しいから描いて描いて描き続けると思う。一生。
今回、お話をしてそう感じた。描くこともオマージュも、アートもクライアントワークも、どれも本当に楽しそうだし、絵からもそれが伝わって来た。
世に問題提起をするアートももちろん好きだけど、やっぱりポジティブなアートって好きだなぁ、と実感。。。
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![宮田雄平/カメラマン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9207854/profile_24e335f1db9941c1ad7764862cf1e139.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)