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以前私が考えていたこと

以下は、私(1963年生まれ)が、15歳から25歳くらいまで考えていたことを思い出しながら、当時の自分になり切って、当時の自分が何を考えていたかを整理する目的で、2008年頃に、自分用のメモとして書いた文章である(固人名の一部はイニシアルに変えた)。 当時(15歳から25歳くらいまで)の自分は、どんな人も、その人生の一切合財がその人にとってたまたまだと考えていて、故に、人に対する(肯定的・否定的)評価ができなくなると思い込み、そのことに苦しんでいた。 (主として哲学者の山口尚

    • 山口尚先生のコメントに対するリプライ

      第0.山口先生のリプライ 哲学者の山口尚先生のオンライン講義 【第8回 時間・偶然研究会】山口尚「〈割り切れなさ〉再訪─道徳的運をめぐるネーゲルと古田徹也」 の原稿として書かれた山口先生の2023年3月26日付note記事(「〈割り切れなさ〉再訪――道徳的運をめぐるネーゲルと古田徹也」(以下「講義原稿」)) (*1)(山口先生が2024年1月頃noteのアカウントを削除され、引用元の文章を見ることができなくなってしまったので、末尾に全文を掲載しました。) に対し、私は