病院で働く理学療法士(PT:Physical Therapist)の1日
・出勤〜朝礼
8時に出勤し着替え、朝の朝礼に備えます。
miyasannは家のことをしてから出勤するようにしているため比較的遅めの出勤です。中には7:30から自分の仕事をしている人、軽食を食べている人
患者様について話し合いをしている人など比較的自由に過ごすことができます。
・病棟スタッフとのミーティング
病棟看護師から夜間の患者様の状況やアクシデントやインシデントの報告を受け、全体で情報共有が行われます。
このMTで得られる情報によって対応することが変わることがあるため、情報収集するのにとても大切な時間です。
・臨床業務
9時から12時まで臨床の時間になります。
・・・?
臨床って?と思われる方もいると思いますが、臨床とは患者様のリハビリをしている時間です。
現場でリハビリをしているということですね。
リハビリの単位は1単位20分と厚生労働省において基準が決められているので、午前中に1人の理学療法士が介入できる単位は、9-12時の3時間で9単位となるのです。
・昼食
お昼休憩は1時間です。
病院には食堂があるためそこで食べる人がほとんどです。
1食300円と安いですからね(笑)
院内で作っている病院もあるので作り立てが食べられメニューも選べたり!
半分以下くらいはお弁当を持参している印象ですね🍱
・午後の臨床業務
午後も9単位最大介入し、リハビリを行います。
リハビリ以外の他の予定として
話し合いやカンファレンス、IC等が予定として入っていると、リハビリの単位を調整してその予定を行うことになります。
・残業
基本的に17:30の定時に終わることができる。
というのが基本ですが、患者様、ご家族様への資料作成や訓練メニューなどを個別対応し作成していくこともあるため、そういった作業が生じると残って仕事を行うことがあります。
また、理学療法士という職業は技術職の為、先輩から実技指導を受けたり、治療方法や考え方について指導をしてもらい自分の臨床能力を高める時間に使用している人もいます。
・帰宅
職場から離れている為、私が自宅に帰るのは19-20時の間です。その後子供を寝かしつけたり夜ご飯の準備をしたり(⌒-⌒; )
職場から近くであれば自宅には18-19時に帰ることができるため、比較的自分の趣味の時間や自由に使える時間を確保しやすい職業なのではないかなと思っています。
勉強熱心な人は自宅に帰っても教科書や論文を読んだりする。ということはよく耳にしますね。
「向上心が高い人も多くいる」というのも理学療法士として働く人の職業特性と感じています。
病院で働くと、患者様に関わるすべての職種でチームを作って退院までサポートします。
その為医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護士・医療相談員・メディカルソーシャルワーカー(MSW)・事務さん等の病院内で働いているほかの職種との連携や情報共有がとても大切です。
病院で働く理学療法士は、患者様が自宅や施設に帰ったときに生活できるように多職種で話し合い方向性を決定し、リハビリを進めていがなければならず、さまざまな方面からの視点を統合しながら方向性をまとめていかなければなりません。
情報共有や相談が行うことができれば病院内で働くことが楽になりますし、患者様の為にもなり仕事もきっとスムーズにいくことが多くなると思います。
クリニックと比べると、パソコンに向かって書類作成をする時間やコメディカル間で相談する重要な時間が増えるのが特徴かなと思いますね。
コミュニケーション能力が大切!
ということですね。