ランニング教室+皇居ラン
今度出る予定のかわさき多摩川マラソンのプレイベントとして、ランニング教室が開催された
初心者だからこういうの行っときたいなー、ということで友人と行ってみた
等々力競技場
初めて来た。ひろびろとしてる
とどろきアリーナの研修室に集合
足形を測定してもらえるとのことなので見てもらった
ちゃんと前後に圧力かかっててアーチもできてるのでいいですね~って言われた。社会人になると正面から褒められることってめったに無いから素直に嬉しい
足のサイズは左26.1cm、右25.7cm
左右で長さが違うけどそれが普通でむしろ揃ってる方が珍しいらしい
「この足のサイズだと今履いてるシューズは26.5か27ですかね?」って聞かれて、「いや26なんです…」って言ってやっぱ小さいですよねってなった
このところ5km以上走ろうとしても足を痛めてしまってだめになってしまうのはシューズが合ってないんじゃないか?と薄々思ってたけど、やっぱりそうらしい
昔は25.5の靴履いてたから26でもちょっと大きめという意識だった
散歩ならジャストサイズでも大丈夫だけど、ランニングシューズだと0.5-1cmくらいは余裕がないときついらしい
足形測定を終えて、まずは研修室で明治の管理栄養士の方から座学を1時間くらい受ける
トレーニングしてる人はタンパク質を2食分摂ってるんですよとか、食事とは別に運動前後に補食として炭水化物を摂るのがいいとか
あすけんで糖質控えめにしてたけど、毎日1時間くらいの運動量だとおにぎりを1日6個分くらいは食ったほうがいいらしい。そんなに??!
座学を終えて今度はランニングの講義を受ける
さっき足形測定をしてくれたのがブルックスという会社の方で、そこのシューズを体験させてもらえるということなので借りてみた
ブルックスって日本では知名度が低いけどアメリカでは有名らしい
さいきんよく見てるシューズアドバイザー藤原さんの動画で、ブルックスといえば定番モデルがゴーストで、そしてちょっといいモデルがグリセリンということ自体はなんとなく把握していた
で、今回体験したグリセリン20というのが履いてみたらめちゃめちゃ良かった
履いた途端にクッションがふわっふわで思わず跳ね回りたくなるような快適さがあった。快適というか、もはや楽しくなってしまう
で、ただふわふわなだけのクッションだと沈み込んでしまうから走るのに向いてないはずなんだけど、これはいい感じに反発もあるので走りやすい
藤原さん曰く、クッションのバランスがとてもいいということでトレーニングシューズとして2022のベストに挙げるだけあるなーと思った
シューズを履いて外に出て、富士通陸上競技部OBの方から指導を受ける
今回は定員60名に対して参加者15名くらい。60人も居たら捌ききれなそうだからほどよい人数だった
9月も中旬過ぎだというのにまだめっちゃ暑かった。ちょくちょくと給水タイムを設けながら進行してた
最初はアイスブレイクで先生を囲んで各自のランニングお悩み相談などから
そしてウォームアップとして8分/kmペースで競技場周りを1kmほどジョグ
その後いろいろ柔軟運動をやっていく
足を前後に開いて腰を落として尻周りの筋肉をほぐすランジという運動がただでさえきついのに、さらにヒザ下に手を通した状態で足を前後左右に動かしましょうってなって死にそうになった
暑いのもあるけど柔軟運動やってるだけでもう心拍が走ってるときくらいまで上がるくらいだった
あとはラダートレーニングというのをやったり、給水所での紙コップの取り方を体験したり
解説動画で見たことあるけど、取るときはコップに指を突っ込んでしっかり確実に取って、飲むときにはコップを潰して飲み口を小さくするといいですよって感じだった
もろもろ柔軟やトレーニングやった後にもう一回競技場周りを走る。今度はちょっとペースを上げて6分/kmペース。柔軟したから走りやすくなりましたよねって感じだったけど、まだウェアとかも買ってない初心者だったら6分ペースはきつそうだなーって思った
イベントの終わりには主催してるスポーツ協会の会長さんが現れて締めの挨拶
この暑いのに長袖のジャケットを着ててすごいなって心から思った。でもきっとそういうのが会長の仕事
こういうイベント、非常にありがたいんだけどやる側としてはどういうメリットがあるんだろう?みたいなことを薄っすら考えてしまう
栄養指導してくれた明治の人にとっては明治のサプリ製品の宣伝になるとか、足形測定するブルックスにとってはシューズのアピールというビジネス産業的なところは分かる
富士通の陸上競技部とかはどういうものなんだろう。会社がそういうスポーツ選手を抱えるメリットとは
あとは国レベルとしては国民の健康増進を図ることによって医療費削減みたいな狙いがあってそれで自治体がやってるのかなーとか
ふだんお金を出せば何かを得られるという直接的な取引の価値観の上で生きてるから、そのへんがもっと間接的になってると(まあ結局なにかしらお金は流れてるんだろうけど)、こんなにしてもらっていいんですかみたいなところはあるなーと思った
その後めし食って東京に移動
いちど皇居ランをやってみようということで、ランナー向けの施設に行ってみた
利用料800円でロッカーに荷物を預け、走りに行って、帰ってきてからシャワーを浴びることができる
さらに180円払うとシューズを借りることも出来る
ナイキのインフィニティというシューズを借りてみた
ただ、他人が履いた靴って……うわー、なんかめちゃくちゃ違和感ある!!
友人はレースモデルのヴェイパーフライというシューズを借りた
桜田門のあたりに移動
16時過ぎてようやくちょっと暑さがやわらいできたので走ってみる
一周がちょうど5kmなので分かりやすいコース
長距離走りたい人だと何周も回ったりするみたい
皇居の北のほうがゆるく長い上り坂になってて、途中だいぶペースが落ちてしまった
レンタルしたシューズもなー、なんかあんまり良くなかった
ヴェイパーフライという高いシューズを借りた友人も、普段のシューズのほうがスピード出てるというくらいだったので、やっぱりレンタルだと性能を味わいづらいなとは思った
以前奥多摩に行ったときにロードバイクを借りたんだけど、そのときもロードバイクの良さがあんまり体感できなくて、後でロードバイク買ったら全然性能が違うじゃん!ってなったことがある
ランニングシューズの寿命は500-800kmと言われて、特にレース用のヴェイパーフライだと3万円もするのに寿命は160kmらしい
それをレンタルでみんな10kmとか走ってたらあっという間に性能が出なくなるのも当然だろうなーと思った
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