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「能力」の生きづらさをほぐす〜最近読んだ本

能力の向上、夢を持つこと、就職すること!
よく尋ねたりする。
将来、何になりたい?とか、夢は?とか聞いたり、言ったりすることも少なからずあるのではないか?
そこにある正しさ。誰かが決めたルールに寄り添っている答えを言ったりしていないだろうか?自分の本当にやりたいことというわけではない社会に求められる答えを言ったりしている。理由はわからないけど、みんなそうしているし、考えるのは大変だから。なーんて具合に。自分はそうだった。それが悪いわけではない。暮らしていけるから。

社会教育の実践も誰かのルールの中で過ごしていることに慣れてしまって、その変な感じに気づいていないかも。しかも、そのルールを誰かに押し付けたりしているかも。
でも、社会に合わせた教育を展開していくんだから、まあそれも良しとしておくか。

みんな自分で決めているようで実は与えられた中から選択しているだけ。
同じことをするのがえらい!
あんまりやりたくねーとか言えずに我慢し続けると、アース線持ってない人は壊れちゃう。壊れても動く間は我慢し続ける。壊れたら自分のせい。それは嫌だなあ。

でも、能力主義とか社会の正しさを乗り越えた先に、多様性とか生きがいとか鮮やかな個が色づく世界があるやもしれぬ。
新しい社会教育は社会と自分を自由に行き来できる人を育てるのが大事かも。答えはわからない。答えは個それぞれのうちにある。ソクラテスのように引き出すお手伝いはできるか。
#社会教育士 #社会教育 #勅使河原真衣 #教育社会学


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