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アドバンテージを取るの大切です!

なんてことはないですが、教室に子どもより先にいるっていう話です。

ちょっと違うかもしれませんが、富士山5号目で2時間くらい過ごして体を慣らすことにも似ています。

あと、よく見かける「教師一年目です。みんなに教えてもらえると嬉しいです。」って子どもとの出会いで言ってしまう方がいますが、あれは逆に子どもにアドバンテージを渡すようなものだなと思います。

場に慣れる、場に慣らすことで、若干の優位性を保つことが、大切になってきています。

そんなことを感じるようになったのは、始業ギリギリに出勤する若い世代が増えてきたからです。

ほんとは始業時間にいればよいはずですが、早めに入って子どもたちを迎えながら、その日のコンディションチェックをします。

でも、出勤する30分前には子どもたちが教室にいる場合、子どもたちだけで教室にいて、なんの指示も与えられていなかったらどんなことが起こるかと考えると、私はちょっと怖くておいておけないなと思います。

なので、出勤した時には、すでにトラブル発生していて、その事後処理からスタートってなかなか辛くないでしょうか?

教師が黒板の前に立って、講義スタイルで授業する時代は終わっているとは思いますが、そうすべき時もあります。

子どもがつぶやきやすい雰囲気を作るために、教師は、教師という高い位置からしゃがんで子どもに合わせていくことで対話を生みます。なので、最低限でも、アドバンテージを取っておいたところから降りるという感覚で接しないと、子どもたちに、下に見られてしまうのではないかなと思います。

そうなってしまうと、指示が通らない、学級の最低限の規律が守られないということにつながってしまうのではないかと懸念しています。

話し合いの場では、先に話した人が司会をする傾向がありますよね。あのような感じです。

あくまでも対等であろうとするけれど、そこにはちゃんとアドバンテージがある上で行うということが大切なんじゃないかなと思います。

これは、威圧するのとは全く違います。

朝一番に教室にいるだけでいいし、ダジャレを言って笑いを取ったりしてもいいでしょう。

「あ、この人は、ちょっと違うな」と感じさせることをやんわり伝えられたら、日々の仕事はやりやすくなると思います。

オヤジギャグって、女性が言ってもオヤジギャグって言うんでしょうか?ジェンダーフリーの今の時代は、なんて表現するんでしょう?ユーモラスで好きですよ、ダジャレ。

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