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トップを目指すというゴールは一緒でも
ただ一途に努力を続けることも、周りの足を引っ張って自分だけそこから抜け出すことも、きっと目的とすることは一緒なのに、なぜでしょう?全く違って見えるのは?
何も勉強しなくても取れた100点と、めちゃめちゃ努力してなんとか取った100点もゴールの姿は同じなのに、違って見えます。
過去に努力したから、今頑張らなくてもできるという人が、がんばっていないように見えることもあるかもしれません。
私は今の仕事を続けていくなら早めに10000時間を超えよう(10000時間の法則を信じて)と思って努力してきました。今も努力していますが、あのときがんばったから、今はあの頃よりは力を抜いているなと思います。そのおかげで見えるものもあるし、違ったジャンルからもアイディアを引いてくることができるようになりました。
子どもたちには結果はあくまで今の自分の力を知るもの。ここからスタートできるかどうかだと話します。なので、100点だったから勉強しないとか、30点だから自分は頭が悪いとかじゃなくて、そこから一歩踏み出して欲しいと思うんです。テストなんて、あくまで偏ったものさしのようなもの。そのものさしで測れても、違うものさしを当てたら別な見え方をするもの。
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このアインシュタイン博士の風刺画のように、木登りのスキルで測ったらサルは一番だけど、違うものさしなら結果は違ってくるでしょう。
私たちが見るべきものは、ゴールや成果、成果物じゃないということです。あくまで、子どもがどう学んでいるか、どう思考しているか、努力しているかだと思います。止まっていても思考している場合もあります。私はたくさんのものさしで、子どもを多様な角度から測ってあげられるようにしたいなと思っています。