泣かせるために笑わせる
笑わせると泣きやすくなりませんか?これは経験談でしかないのですが、仕組みを分析してみると、多分泣くことより笑うことの方が感情としては表出しやすいからなのではないかと思います。
なので、泣かせようとするハードルより笑わせるハードルの方が単純に低いのです。
さらに、笑うというハードルを越えてしまえばあとは、高いハードルではなくなるどころか、ハードルが恐ろしく下がるように感じます。
泣かせるためには笑わせる。
どちらも感情を動かすことなので、揺さぶる、表出しやすくすることが大切なのだろうと思います。
こういう逆説的な手法は教育には多くありますね。
やらせたいから「このプリントはちょっと難しいから無理しなくていいよ。習ったことでできなくもないんだけど。」とか。
「机をピシッと揃えるのは1年生には難しいかもなぁ。」というとピシッとできてしまうとか。
話を聞かせるために、まずリアクションさせるとか。
さまざまな場面で使っています。まじめに10やって0より、ふざけて5やって3得てもらった方が効果的ですからね。